ベストヒットUFO ラクソン事件(1)

 1966年3月23日、アメリカ・オクラホマ州テンプル。州内のシェパード空軍基地で航空電子工学の教官をしているウィリアム・ラクソン(56歳)は、基地へと向かい車を走らせていた。


 午前5時、ルート65からルート70へ間もなく入ろうというあたりで、ラクソンは前方の路上に奇妙な物体が存在しているのを目撃した。
 その物体の大きさは彼に言わせれば「C-124グローブマスター?(ダグラス社の軍用輸送機)から翼とエンジンを取り外したくらい」であったという。ちなみにC-124の全長は40メートルだが、ラクソンはこの後により近くで目撃した物体の大きさは22メートルほどとも証言している。


 はじめはハイウェイの1マイルほど前方に明るい光が見え、近づくにつれラクソンはそれを「ハイウェイのど真ん中に、こんな朝早くになぜか現れた『家』」だと思うようになった。やがて彼は100ヤードほどまで近づいたところで車を停め、物体の方へと歩いて接近していった。車のライトとエンジンはつけたままにしておいた(未確認飛行物体が自動車のエンジンを停止させたりする『EM効果(電磁効果)』は発動していなかったようだ)。


 50メートルまで近付くと、その物体の詳細がよく見えた。物体はラクソンの車を遮るように、ハイウェイに対して45度ほどの角度で斜めに停止していた。アルミニウム製のように見え、頭部から後部へと小さくなっている長さ約22メートル、高さ約2.5メートル、幅3.5メートルの棒状の機械で、前方と後方に2脚ずつの着陸パッドのようなものが設置されていた。光は前方と後方にそれぞれ4つある照明装置から発せられており、その明るさは「1マイルほど先からでも、(午前5時でも)新聞が読めるほど」であったという。前方の先端には直径1メートルほどのプラスチックのドームがあり、爆撃機B-26のコクピットにどことなく似ていると彼は思った。機体の側面にはいくつかの数字や文字が縦書きされており、また、真っ黒で円い窓が付いていた。書かれていた文字や数字は「TL」「47(または41、A1)」などと読めた(ラクソンの証言をまとめると、縦書きで「TL4768/TL4168/TL4A68」のいずれかであったようだ)。


 ここでラクソンは車のフロントシートにカメラを置いてあるのを思い出した。謎の物体の写真を撮ったものかどうか、と彼が躊躇していると、物体の中から男が一人現れた。


 男の外見はラクソンによれば「軍服かツナギのような緑色のツーピースの服に、野球帽のようなひさしが上に折り曲げられた帽子をかぶっていた」。服の右肩には軍の階級章のようなものがついており、それは上向きの三本の山形線(^)と下向きの三本のかっこ線のような図案だった。ラクソンによれば男は身長175センチ体重80キロほどで、「普通の年配の軍のメカニック」のように見えた。男は懐中電灯を手にしており、右ひざをハイウェイの路面に付けてかがみこみ、物体の胴体の下の部分に触って何か修理のようなことを始めた。


 やがて男はラクソンに気付くと、機体から出ていた短い梯子を上り、大急ぎで中に戻った。その後金属同士がぶつかるような音がし、やがてドリルが高速で回転するような音とともに機体が45メートルほど急上昇し、時速約700マイルはあろうかという速度で南へと飛び去って行った。
ラクソンは物体を追いかけて車を走らせたが、1マイルほど行ったところでハイウェイの脇にトラックを停めていた運転手アンダーソン・シュナイダーに出会った。シュナイダーは車のミラーに映った、南へと飛んで行く光を見たと語った。
(次回へ続く)

フラットウッズ・モンスターに関する覚書



 twitterのほうでペンパルさんが紹介していた、"Mysterious Universe"なるオカルト系サイトのフラットウッズ・モンスターに関する記事"A Monster Hoax?"を翻訳ソフトを援用して訳してみた。


 翻訳ソフト援用の練習ということで、なんとか読める程度に文章を整えた程度の適当訳ですが、御寛恕のほどを。


 内容は、「3メートルの宇宙人」として有名な、1952年に目撃された「フラットウッズ・モンスター」、通称フラモンさんの意外な「正体」を解き明かす、というもの。


 フラモンさん事件の基本的な情報は こちら http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/flatwoods.html
などでご確認ください。


翻訳した記事そのものは


http://mysteriousuniverse.org/2011/11/a-monster-hoax/


です。




---訳 ここから---



   怪物はでっち上げか?
   11月3日、UFO現象 ニック レッドファーン




 1952年のいわゆるフラットウッズ・モンスター、あるいはブラクストン郡のモンスターについて一度も聞いたことがない人は、UFO学と 未知動物学の領域ではほとんどあり得えないでしょう− ある研究者は間違いなく地球外生命体であると見なし、そしてまた他の研究者たちは超自然的な起源を持っているものと見なしている、奇怪な、巨大な獣。 けれども、ブラクストン郡の善良な住民たち全てを威嚇したこの邪悪な存在を説明する第3の可能性があるのです……


 今やパブリックドメインとなった、以前分類されたデータがフラットウッズで目撃されたものに対していくつかの点で直接的に、そして重要な関連を持つと思われます。 そのデータは、ジーン・M・ハンガーフォードが執筆した、米空軍最高機密扱いだった『心理戦を目的とした迷信の搾取』という題の1950年4月14日のRAND(訳注:アメリカのシンクタンクRAND研究所か)による出版物の中にあります。


 37ページからなる文書は本当に魅力的なもので、そしていくつかの非常に奇妙な領域を探求しています。 けれども、本当に私の目を引きつけたものは『マジック:トップ・シークレット』という題の本から引用された一節でした。 その本は、第二次世界大戦時に、新しく、誰も見たことのない、かつ奇妙な方法でアドルフ・ヒットラーの軍勢をだます方法を考案することに奔走したジャスパー・マスケリン(訳注:Jasper Maskelyne、1902-1973。イギリスの奇術師で、後述の通り二次大戦時に英軍情報局に協力し、大規模な欺瞞・偽装・計略を行ったことで知られるが、その自伝の信頼性を疑問視する向きもある)という奇妙な名を持つ風変わりな人物によって、1949年に書かれました。


 ハンガーフォードは彼女のレポートの中で、ナチとの戦争時に始められた、既存の物とはまるで異なる心理戦作戦にマスケリンが以下のように関係していたことを引用しています:


 「我々の兵…は、イタリアの山中で面白い性質の錯覚を使うことができた。特に、わが軍が前方へ進軍するときのために偵察を行う先発パトロール隊として小集団で活動する際には。 ある地域では、特に、彼らは巨大なかかし、とでも言うべき装置を用いた。これは高さおよそ12フィート、自重の力により前方へよろめいて、さらには恐ろしい閃光と破裂音を発することが可能であった。 このかかしは、夜明けの路上を、体から電気の青い閃光を放ちながら、ドシンドシンとのし歩き、イタリアのシシリアの幾つかの村を恐怖に陥れた; そして、多くは文盲の小作農であった住民は、侵攻してきているイギリス軍の先頭に悪魔が行進していたと言い立てて、さっさと隣の村へと逃げ出した。」


 ハンガーフォードはRANDによる彼女のレポートの中で、続けてマスケリンの本からこう引用しています:


 「無知な人々の間で(そして、疑いなく、我々のスパイの手助けにより)広められた多くの物語と同様に、この悪魔の物語はほとんど想像ができないくらい広範に流布した。 我々の前進するルート上にある村々は後退しているドイツ軍への手助けを不機嫌に拒み始め、さらにはドイツ軍に対して妨害活動を行うまでになった; そしてその後、哀れな村人たちはイギリス軍の兵隊が食料と、村人のドイツ軍への妨害活動への賛辞とを携えて到着するのを待つ代わりに、退却しようと苦闘するドイツ軍の機械化車両で混雑する道を逃げ去って行ってしまった。 ドイツ軍の戦車兵たちが時折難民たちを押し分けて行くと、より一層この激情は増大し、それが間接的なものだとしても、強力な武器を携えたイギリス軍がドイツ軍を手ひどくやっつけてしまう重要な数週間の、ほとんど冗談のような始まりがすぐそこだと思われるようになった」


 ここには注目すべき価値のある多くの問題点があります。 最初に、フラットウッズ・モンスターの背丈とイギリス陸軍の極悪非道なかかしの寸法は同じであること:12フィート。 加えるに、この問題についてのフランク ・フェチーノ(訳注:Frank Feschino、UFO研究家。フラットウッズ・モンスターについて20年以上にわたり研究している)の厚い著作(この事件の基礎資料として有用です)− 『ブラクストン郡のモンスター(The Braxton County Monster)』 − の表紙ではフラットウッズ・モンスターは強力な光を放っているように描かれています。 外見の類似点として、イタリアの高さ12フィートのかかしは「恐ろしい閃光と破裂音」を発して、そして「その体から立ちのぼる青い電光」がありました。


 それから、イタリアの農民たちの逃避行に関するRANDの報告書の言及(その出典はジャスパー・マスケリンの著書『マジック:トップ・シークレット』の記述)が、アメリカ空軍の心理戦立案者たちのために作製されたものだという事実があります。 そして、フェチーノはフラットウッズの獣についての彼の本の中で、 空軍がフラットウッズ事件とメディアによって報じられたこの事件の内容について注意深く興味を示したことを指摘しています。


 RANDの報告書は1950年4月に空軍に提出され、そしてフラットウッズ事件は1952年9月に起こりました。 そんなことが起ころうとは思いもしない人々に対して、アメリカ空軍の心理戦立案者たちが、二年間の歳月を費やし、イギリス陸軍が用いた身長12フィートの閃光を放つ怪物の最新にして改造型のアメリカ製バージョンを解き放ったら、どのような反応をするかについての調査を企画し、また実行を決定した、というようなことがあり得るのでしょうか?


 他にも同じく類似した環境があります:イギリス陸軍の作戦はイタリアの小さく、孤立した村を目標に実行されました。 そしてフラットウッズもまた、2000年の終盤になってさえ、人口わずか350人未満という、ウェストヴァージニア州ラクストン郡の小さな田舎町なのです。


フラットウッズ・モンスターを何らかの形の 未知動物学的な意味での生物、 またはフォーティアン・エンティティー(訳注:仮に訳せ ば「奇現象的存在」)、あるいはエイリアン、などであったと思う人たちはこのような憶測と熟考をあざ笑うことでしょう。 しかしながら、イギリス陸軍が第二次世界大戦で心理戦を目的として高さ12フィートの、光を放つ、かかしのような装置を使っていた事を指摘するとき、USAF(アメリカ空軍)が、1952年に極めて類似したことを、アメリカ製の身長12フィートの奇怪な怪物を使って行ったかもしれないと考えるのは、本当に拡大解釈にすぎないのでしょうか?



---訳 ここまで---



 ジャック・ヴァレ先生的な「軍による心理戦実験だったんだよ!!」展開、なかなかに面白いですね。
 突っ込みどころとしては、言及されているマスケリンの自伝『マジック:トップ・シークレット』の内容は信頼性が高くないらしい、というところがあります。


 "戦時中のマスケリンの手柄は架空のものが多く、とくにゴーストライターによって書かれた『Magic: Top Secret』からの影響が大きい"  ―wikipedia「ジャスパー・マスケリン」の項より

 
 とはいえ、フラモン事件を米空軍による心理戦実験と見る観点そのものは興味深いです。


 マスケリンの自伝の内容がフェイクだったとしても、それを「事実」として扱ったRANDの報告書が米空軍心理戦立案者たちへ提出された、というところは事実のようですから、「嘘から出た真」で米空軍がカカシ作っちゃってフラットウッズに投入してたりしたら、歴史というやつは本当に面白いということになるのですが……

モンテベニキ事件、あるいはチェンニーナ事件の前日譚についての覚書



 先日、米密林から“When Saucers came to Earth”(Maurizio Verga,2007)という本を購入しました。イタリアの著名な(オデはよく知りませんが)UFO研究家である著者が、空飛ぶ円盤の「黄金時代」(1912年から1954年の間)に起きたイタリア国内のUFO着陸事件を紹介・解説するという趣向です。面白いのは、各事件を報じた当時のメディアのうち、紙媒体のもの――新聞、雑誌などを著者は保存していて、それを併せて紹介しているところ。


 例えば、インチキ写真として名高い「モングッチ写真」事件がどのようにイタリアのメディアで報道されていったのか、現物を提示しつつ解説するこの手法はUFO体験のメディアによる共有というようなテーマを考える材料として興味深いと思います。
で、日本でも「ヘンな接近遭遇事件」として、本邦の円盤マニアたちに名高い「チェンニーナ事件」(1954年、 http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/cennnina.html )についても詳しく紹介されており、名前のみで写真が紹介されることは日本ではついぞなかったと思われる事件の報告者「ダイネリ夫人」の写真が載っている当時の雑誌記事なんかもたくさん出てきます。


 「こりゃすげえ!ええ本買うたで!」と喜んでいたところ、最初の方のページに変なイラストともにある事件が載っているのを見つけました。1930年に、チェンニーナから南西に数キロのモンテベニキで、川で洗濯していたおばあさんの前に独楽のような物体が空から降りてきて着陸した。中から小人が二人降りてきて、おばあさんが洗濯した後にロープに吊るして干しておいた黒い靴下1足を奪って物体の中に戻って行った。物体はその直後に飛び去ってしまった……


 チェンニーナ事件と同じ地域で、その24年前に、よく似た接近遭遇事件が起きていた!?
 ちょっと面白すぎる話なので、とりあえず訳してみました。


 以下、その引用です。


“When Saucers came to Earth”(Maurizio Verga,2007)


When Saucers Came to Earth: The Story of the Italian Ufo Landings in the Golden Era of the Flying Saucers

When Saucers Came to Earth: The Story of the Italian Ufo Landings in the Golden Era of the Flying Saucers



事例№3001 1930年8月 朝 第三種接近遭遇 データ不充分/信頼できない


ブーチネ(アレッツォ県)、モンテベニキ――老女が地元の小川で衣類を洗濯していた時のこと。彼女は、二本のさおの間に架けた鉄のロープに一組の黒い靴下を吊るして干した後に、大きなシューッという音を聴き、突風が吹くのを感じた。老女は、その場から20メートルほど離れたところに一種の「独楽」のようなものが着陸しているのを目撃した。物体の下方に扉が開き、中から梯子が出てきて地面に着いた。物体の中から梯子をつたってそれぞれ身長1メートルほどの二体の生き物が現れた。二体の生き物は老女の周囲を何度も徘徊し、時に手で触れるほどに近づいた――その間、一種の「鳥がさえずるような」音を発し続けていた。何分かが経過した後、生き物はロープから靴下を掴み取ると物体の中へと持ち去ってしまった。そのすぐ後、物体はシューッという音と突風を発して飛び去った。


出典(新聞):Il piccolo紙(日刊新聞)1990年3月27日号、
出典(UFO・オカルト雑誌):Il Giornale dei Misteri152巻5号P.10並びに165巻13号、Ovni Presence 31巻8号P.10
出典(その他):Fabrio Massiによるレポート、Ricci氏とBoncompagni氏によるレポート


(解説)
 この一見して興味深い事例は、発生してから53年後(1983年)にEdoardo Lavacchiなる人物が地元のUFO研究家グループに送った手紙に記されていた。彼は地元の日刊紙がUFOについての記事を載せたのを読んで、この手紙を書いたのだという。Edoardoはこの奇妙な話を1930年に聴いたのだと主張している(彼が20歳の時だという):老いた農婦が、物体が空から降りてきて着陸し、中から二体の奇妙な生き物が現れたという話である。彼は老女と話をする機会があったと思われるが、彼女が自分の体験を人に理解させるのはさぞや骨が折れたのではないか。この理由で、話の詳細はほとんどない。そのうえ、彼の50年以上前の記憶が、提示される情報をより不正確にしている。奇妙なことに、この事件は、起きたとされる地域からほんの数キロ先の村で1954年に起こった極めて有名なチェンニーナ事件と著しい類似を示している。Edoardoは1954年のチェンニーナでの接近遭遇事件を聴いたときに、すぐさま24年前のこの事件のことを思い出したと述べている。奇妙なことに、事実、この同じ地域内で今までに4種類の接近遭遇報告が起きている(訳注:原書では地図上に報告のあった地点を図示してある)。しかしながらこれは、きわめて古典的なチェンニーナ事件が、いくつかのでっち上げ事件を作り出したのと同様に偽りの記憶を生み出すほど人口に膾炙しただけのようにも見える。この事件全体、そのほとんどすべてが、かなり信頼できない内容だ:「うわさ」としか認識できない、ごくわずかの情報しかない。もし、実際のところ、Edoardoの話が誠意に満ちたものだったとしても、それはチェンニーナ事件のニュースを知った結果として彼の記憶が歪められ、作り直されたものであるかもしれないのだ。しかしなぜ、彼はこの想い出話をこんな後になって明らかにしたのか? 1954年当時、チェンニーナ事件はこの地方でとてもよく知られた話で、人々の中には作り話だと信じる者もいた。同じ地域で起きた、より以前のこの遭遇のことが地元で広く知られていたのなら、チェンニーナ事件の時に報道機関に取り上げられたはずではないか! 1983年に二つの異なるUFO研究グループがこの目撃があったとされる地点の周囲の村々を訪れて調査を行ったが、この事件のことを覚えていると言う者は誰一人としていなかった。一方、ある村人は、この事件をでっち上げのようだと語った。


―――引用は以上―――


 いかがでしたでしょうか。実情はやや肩すかし気味の話ですが、チェンニーナの周辺で20数年間に複数の接近遭遇報告があるというのは興味深いと思います。

 オデとしては、この話は、チェンニーナの周辺ではチェンニーナ事件が「民話化」しつつある一つの例なんじゃないかなぁ、と漠然と考えております。

 チェンニーナ周辺の残りの報告もこの本に載ってますので、そのうち訳したいです。特にチェンニーナ事件の紹介・分析はオデの知る限り、この事件を扱った資料の中で最も詳細を極めるものなので、頑張って訳したいです(夢見がちな瞳で)。

エンジェル・パス氏、ベルギー事件について語る



 2ちゃんねるオカルト板の「ハードなUFO議論モトム」スレにてかつて、正体不明ながらも印象深い数々の発言をしたコテハン「エンジェル・パス」さんの発言を該当スレより発掘するという、オデの円盤民俗学千本ノックのお時間が今日もやってまいりましたよ。
 更新を期待しているらしい方も、この広大なネットの世界にわずかながらいるという話を…係の者からきいております(『ギャラクシー銀座』のハリス漆原顔で)。
 今日はエンパスさんの「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」の>873レスから、該当スレでの最後の発言までを収録。関係する書き込みをあわせて収録し、さらに、話を分りやすくするために以前取り上げた>>447と>>449の発言も再録しております。


「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」 http://curry.2ch.net/occult/kako/1020/10209/1020937988.html




447 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/24(金) 00:52
>>6
>・ベルギー事件
>ブリュッセルに本籍があるモーター付き飛行船のいたずらっす(裏取れてるっす)。
>ちなみに、この騒ぎに乗じて、EU各国空軍がECMやら無人偵察機などの実験をさんざんやったっす。
>この騒ぎを起こした飛行船の持ち主は、100万USドルでベルギー空軍にUFO事件の回答を売るとおどしをかけましたっす。

ベルギー空軍の公式発表によると、F-16戦闘機がスクランブル発進したけども、
その飛行物体は驚異的な運動性能を持っていて、全く近づけなかったようだよ。
F-16戦闘機のレーダーが記録したデータでは、その飛行物体は、
数秒のうちに時速280kmから時速1800kmくらいまで加速したらしい。
約8Gほどの驚異的な加速度だよ。
そんなとんでもない加速度で戦闘機を振り切る事ができる飛行船は無いでしょ。


449 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 01:02
あれ、落ちる前に来て見たら、もうレスが付いてますねえ。


>>447
その発表は、1990年7月11日のビルフリート・デ・ブラウアー中佐の記者会見ですね。
ですが、その発表は後に訂正されてます。
・2機発進したF16のパイロットは、いずれも物体を目視できなかった。
・従ってこれは、レーダー上だけの異常であるが、
・軍による詳細なレーダーテープの分析によれば、
・未確認物体のロックオン13回のうち3回は誤って他のF16をロックオンしたものであって、
・残りのロックオンおよび異常な機動は、
・レーダー波の屈折で生じた「グラウンド・クラッター」であって、
・何も異常なことはなかった。
と訂正されてますです。
日本の文献では、「UFOと宇宙 全ドキュメント」を除いて、訂正については触れられていないのが大半です。
この辺、やっぱり注意が必要なところでしょう。




823 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/06/01(土) 01:30
ナスカ。
「誰かに見せる」実用的意味ででかいとは限らないっしょ。
たとえば、天の神に捧げるために非常識な大きさにした、とか
理由はいくらでも出せる。


858 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/06/01(土) 15:44
んじゃさーベルギーの空軍が見たUFOって何よ?


871 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 10:40
あとは、ちょっと気づいたことを。


>>823
ナスカの地上絵については、現在の通説では、
「原住民は、地上絵を上空から見ることができた」
ということになっています。
あまり日本では紹介されませんが、ドイツの研究家が、現地で熱気球に使われたものと思われる布や道具を発見しています。
つまり、モンゴルフィエの遥か昔に、ナスカの人々は、熱気球を持っていた可能性が高いのです。


>>858
ベルギー空軍が、空中で目視したUFOはないんです。
地上からの目撃、機上のレーダーのみでの探知はありますが。


872 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/06/03(月) 12:45
>>871
ベルギー事件に関しては、SOBEPS(ベルギー空間現象研究会)が
専門的な研究を実施していると思います。
SOBEPSと接触して、彼らが所有する情報の詳細を
きちんと分析しましたか?>エンジェル・パス さん


873 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 13:20
>>872
ご指摘ありがとうございます。
今出先なので、詳しい資料が手元にはありませんが、
SOBEPSとはおそらく”Society for the Study of Space Phenomena”のことですね?
直接接触した記憶はありませんが、確か、ここから発表されていた研究結果(2分冊だったと思います)というものは検討した覚えがあります。
ベルギー事件全体について、5年前位に元同僚のチームで2回ほどストーミングした中で検討対象にあげた程度ですけれども。
また、使用した原資料も、私は英語訳のみでした(すみませんが、フラマン語やドイツ・フランス語は読めませんので))


その時の記憶では、かなりの穴や誤りがあったように思っています。
例えば、ベルギー空軍の記者発表についても、都合のいい部分しか採用していなかったなど。
結局、信頼性に欠けるなあというのが感想でした。
一例を挙げると、スレでも前述していますように、F16の発進等についてなど、かなりの訂正があったのです。
しかし、そういった訂正情報に(故意か過失かにより)触れていなかったりなど。
(この辺、記憶が定かでないので、誤りがあるかもしれません。ただ当時の印象ではかなり杜撰だなと思ったのは覚えています)
当時は”Society for the Study of Space Phenomena”という名称から、かなりの規模の社会的信用のある組織だと思って、真剣に読んだ思いもあります。
(私は、英語を読むのは遅いのです。しかも読むだけで会話も片言しかできず(情けない))
後に、向こうの研究者の間でも、「a private organization」だからなあ、といった論調が少しあったとのことで、納得がいった思いもあったなあ。
(真剣に読んだ自分がちょっと情けなかった。すこうし調査者が偏った調査だったみたいですね)


その後、グループが改編されたとか、何か新しい調査結果などが出されているのであれば、また読んでみたいと思っています。
872さんが、もし情報をお持ちであれば、よろしくお願いいたします。


874 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 13:32
えと、スレで前述したとあるのは、
SOBEPSではたしか、
>>447
さんのような分析を行っていたと思うんです(間違っていたらごめんなさい)
それについては
>>449
のような訂正があるんですが、その辺には確か触れられていない(か、訂正の方に根拠がない)という感じだったんだと思います。
(もらった英語訳がまだ残っていれば確認できるんですが)

なんかそんな感じの「研究結果」が多かったような記憶がありますです。
ただ、SOBEPSのことについては、正直もうよく覚えていないので、873とこの発言には誤りや勘違いが多分あると思います。
そんな不確かなことを言うなといわれればそれまでですが、どうかご容赦ください。
(できたら間違いを指摘してくれればありがたいです。その根拠もできればよろしくお願いします)


893 名前:水銀 ◆.MfebhPU 投稿日:02/06/04(火) 02:46
高知のUFO事件か。懐かしいな、子供のころUFO本で読んで知ったが、
子供のたわ言に何で大人が巻き込まれるのか、不思議に思った。
俺は今もそれは変わらない。物的証拠がないし。

複数の目撃者がいるらしいが、彼らがどんな属性にある
人々かが重要ではないかな。同じ属性にあるなら、
同じ理由で嘘をつくことがある。

さらに、目撃者の心理的傾向を調べる必要がある。例えば虚言癖がある、
とか、分裂病的素因はないかとか。これらの結果がない時点で、すでに
この事件は信ぴょう性に欠ける、という判断が俺の結論。

これぐらい厳しく判断しないと、こういうケースは、いくらでも、
でっち上げできるので、これぐらいが適切だと思うが、
皆の意見はどうかな?


897 名前:872[sage] 投稿日:02/06/04(火) 13:07
>>873-874
そうすると、SOBEPSが所有する全ての目撃情報が、
「ブリュッセルに本籍があるモーター付き飛行船」(>>6)で説明できる事を、
正確に調査して確認したわけではないようですね。
だとすると、ベルギー事件の目撃報告が全て飛行船のいたずらだと結論するのは早計ではないでしょうか。
エンジェル・パス さんは、かなり専門的な立場におられる方とお見受け致しますので、
発言の信憑性を高めるためにも、ベルギー事件に関しては、もう少し詳しい調査を
実施してから結論を出されてはいかがでしょうか。


899 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/04(火) 14:12
明日からの出張に備えて、一度家に帰ってきました。
フーリガン取材より、日本代表の初戦の取材がしたかったよ...ぶつぶつ。


>>897
こんにちは。
ベルギー事件については、結構調べたつもりなんですよ(^^;
SOBEPSについては記憶があいまいだったなあ、というだけで。
また、全てがブリュッセルの飛行船だけというように誤解されるような書き方をした私に責任がありますので、その点は詫びておきます。m(_ _)m
誤認については、このスレの方々は良く承知なされているようなので、ちょっと省きすぎた面はあります。


資料もありますので、もう少しわかりやすく書きますね。
まず、ベルギー事件の前兆ともいえる最初の騒ぎは、オランダ語圏で起こったものです。
これは、ディスコのライト・ショーが雲に映ったもので、ベルギー空軍が軍用機を飛ばしてまで確認しています。
この騒ぎがあって、まずベルギー内部のオランダ語圏にUFOへの認知度が高なっていたようです。
その後、ドイツ語圏で、憲兵隊の金星誤認事件があって、オランダ内部ドイツ語圏でもUFOへの認知度が高なりました。
周知のように、ベルギーは、オランダ語圏とドイツ語圏に2分されています。
この両方で目撃誤認事件があったことから、めったに一つにまとまらないベルギーにおいて、UFO熱が異常に高まったようです。
そこに目をつけたのかもしれませんが(研究者のいう)飛行船UFOが度々ベルギーの空をにぎ合わせはじめました。
そのため、空に対する注目度が高鳴り、星や飛行機の誤認が非常に増えてUFOウェーブとなったようです。


900 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/04(火) 14:13
ところが、ベルギーのUFOで、星や飛行機の誤認、意図的なRPVやECMを除いていくと、説明のつかないUFOが残ります。
それがブリュッセルのUFO偽装飛行船だった、と結論されているのです。
おわかりでしょうか、誤認を除いた結果、残ったものは飛行船偽装UFOで解明されてしまう、ということなんですよ。
いくつか、地上から写された写真もありますが、それらは検証の結果2組を除いて、飛行機や恒星の誤認、機器のミス、明らかに飛行船である、と結論されています。
ちなみに、除かれた2組についてですが、
(1)1組は、カラー・スライド写真で、研究者によって簡単に偽造されるものと指摘されており、
(2)もう1組は、小さな光点があるだけで、前後の航空機の灯火がきちんと映っていることから、単にフィルムのゴミではないか、と指摘されている。
というものなんです。


ちなみに、手元の資料によると、
(1)につき、SOBEPSは「明らかにUFOであり、UFOの推進システムである”プラズマ・ジェット”を写したものである」と述べています。
UFOの推進システムまでSOBEPSは解明したんでしょうかねえ。
(2)についても、SOBEPSによれば、「UFOからの赤外線放射により、写真の画像にうつるUFO本体部分が消去された」ということらしいです。
私には理解できないのですが。
(1)はプティ=ルシャン写真、(2)はSOBEPSのUFO観測会写真と呼ばれていますので、897さんでも検証できると思います。
こんなわけで、SOBEPSをあんまり信用できないなあ、とした私の印象も理解してくれるとありがたいと思います。
もちろん、SOBEPSの所有する全ての目撃事例450件ほどを調査したわけではないですから、確実なことはいえませんが、その点はベルギーの真面目な研究家の報告を信用してもいいのではないかな、と思っております。


937 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/05(水) 10:03
おはようございます。
昨日の日本戦のコスタリカの審判がおかしいと思ったのは私だけでしょうか。


>>893
>複数の目撃者がいるらしいが、彼らがどんな属性にある人々かが重要ではないかな。


確かにその通りです。
この場合行為属性については必要ないですが、行為者属性については調べる必要があります。
例えば、トラヴィス事件のように、森林伐採契約逃れのために、みんなが口をそろえてUFOによる誘拐事件を偽装したり。
また、宗教がかった人々の目撃事例はもう最初から調査方法が固定していたり。
これについては、目撃者の人証の信用性のその1として、当然調べるのが筋ですね。
ちなみに介良事件についての、周辺の人の行為者属性については問題ないと思ってます。
本人たちの行為者属性については、判断材料が足りないというのがほんとのところかな。


>さらに、目撃者の心理的傾向を調べる必要がある。例えば虚言癖がある、とか、


こっちが、人証の信用性の最重要なもので、一番大変です。
もっとも嘘言癖があるとかは、周囲の人々の話を聞いていくと大抵わかりますし、調べもやります。
問題は、分裂病的傾向とかですねえ。
これは、本人に診断を受けてくれなんてとてもいえません。
せいぜい、本人との話した際のテープや、行動傾向などを心理学者や精神医などに判断してもらう程度です。


938 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/05(水) 10:03
ですが、これ勝手にやって本人に知られると人権問題になるんですよ。
重要犯罪の精神鑑定でさえ、裁判所の命令(形式は許可)がなければやれないんです。
そのうえ、私たちは、何度か本人の同意を得てやったことがあるんですが...
これ、心理学者や精神医によって言うことが違うんですよ(泣)
言われているほど、かっちりした鑑定は出ないんです。
死刑犯罪でも、古畑鑑定みたいに鑑定者によってずいぶんと違ったりするんです。
それでも、もちろんわかるかぎりやらなきゃならないんでしょうけどね...
介良事件については、嘘言癖がないことは確認してます。
(手品が得意な人気者、というのが唯一引っかかってるんですけれども)
分裂病的傾向などについては、正直病歴がないことを確認しただけで、その余についてはわからないというのがほんとのところ。


893さんが言うほどの厳密な鑑定ができたら最高ですね。
もっとも、欧米では、ことさらにポリグラフとか精神医にパスしたことを誇示する目撃例は、逆に疑えという経験則もあるそうです。


939 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/05(水) 10:05
>>872
>なるほど。「ベルギーの真面目な研究家」の主張を鵜呑みにするという立場ですね。
ではないです。
別に特定の真面目な研究家の説を鵜呑みにするわけではなく、さまざまな研究家の説が一致しているということ。
また、それぞれの研究結果を比較検討して、私たちが総合的に判断した結果ということなんです。
人の判断に異があるのは当然でしょうが、872さんが言う実際にSOBEPSが所有する信憑性の高い事例とは何か。
それが「所有しているかもしれない」「誤認と片付けられているかもしれない」程度であれば、872さんは何を言っているのか、と批判されるでしょう。


ちなみに、872さんは、現在SOBEPSとその研究結果がどのような批判を受けているかわかるでしょうか。
昨日、気になって確認したんですが、
・2冊(すいません分冊じゃなくて、完全な本が2冊でした)の研究結果の訂正版などや、最新版などは出ていません。
・SOBEPS自身は、UFOウェーブの前は解散の危機に瀕しており、UFOウェーブが始まって大量にビリーバー系の協力者を入れてしまった。
・そのため、研究結果は相当に偏ったものになっていて、かなりの批判を浴びている。
・また、SOBEPSが所有する目撃事例は、450件ほどで膨大でもなんでもないです。
が、これは「全て公開」されており(これは文書としてのものと、SOBEPS事務局の留守電に吹き込まれていたテープとしてのもの双方です)、他の研究者によって分析がされていて、一応誤認等結論付けがされている。
などなど。
872さんは、全て証明されなければ誤認やインチキではないといいたいのでしょうが、
・誤認やインチキではないと主張する方が、それを証明しなければならないのに、その証明がない。
・あまつさえ、一応全ての事例が誤認やインチキを証明されている。
ということを考えてみてください。
もし872さんが何か主張したいのであれば、
SOBEPSの所有する「どの事例が」「どのような理由で信憑性があり」「どのような根拠で他の研究家の証明が間違いなのか」を示してくださらないと、話が始まらないと思いますけれども(^^;

エンジェル・パス氏、甲府事件について語る



 2ちゃんねるオカルト板「ハードなUFO議論モトム」スレの過去ログから、謎のコテハン「エンジェル・パス」さんの発言を中心に抜き出してまとめてみるいつものアレ。
 …おっと、これとは別件ですが業務連絡的にお知らせ。
 いずれこの日記でもまとめますが、「うつろ舟の蛮女」や「駿府城に出現した『肉人』」といった、江戸時代の随筆に書かれている「円盤・宇宙人」っぽい何か、の出典などについてtwitterでつぶやいたものをtogetterでまとめてみましたので、興味のある方はどうぞ。


江戸期随筆での円盤・宇宙人話の出典と、円盤・宇宙人話としての初出
http://togetter.com/li/107622


 それでは、今回は「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」 の>533レスから>580レスまで、甲府事件について語るエンパスさんに注目です。


「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」 http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1020937988/


533 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/26(日) 03:06
>>529
昔のUFO写真は味があっていいやね。
適度に不鮮明なところが又、ワビサビを感じる。
マイヤーの写真なんか、見てもムカツクもんなー
馬鹿にしてんのかって。




534 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/26(日) 03:14
>>533
マイヤーの写真はインチキですけど、日本ではすごく紹介されてますね。
マイヤー写真の日本での版権は、あの「矢追」さんが持ってるんです。
雑誌やテレビなどで紹介されるたび、「矢追」さんにいくらかなりと小銭が入ります。
だから、インチキはみんな知ってても、紹介したりするんです。
まあ、UFO周辺で食べてる人の互助会みたいなものなんですねー。


やっと原稿上げたくらいで今日は疲れてるので、これだけ。
ですが、このスレの盛り上がりはいいですねー。
今日の、日本も良かったですよー。
しかし小野を反対サイドで使うとは思わなかった。
スウェーデンは結構本気モードだったのに、あの起用で引き分けるなんて進歩してますよ。
さあ、次は本番だ!!


538 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/26(日) 15:57
>>534
>スウェーデンは結構本気モードだったのに、あの起用で引き分けるなんて進歩してますよ。
>さあ、次は本番だ!!
 進歩は認める。しかし、ベルギー戦は正直心配だ。
 なんとしてでも勝って欲しい。

 ところでエンパス氏は、先週の岩手・宮城の事件はなんだと思います?


544 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/27(月) 06:49
>>534 マイヤー写真ウソだったんですかぁ?????ショックだぁ・・
本気で信じていたのに・・片腕無いオジさんがどうやってあんなインチキ画像
つくるのでしょうか?
今ならコンピューターあるけどさ・・。
あと人類文化社から出てるエイリアンベースって本を熟読しているんだけども
この本の体験談もウソですかぁ?



555 名前:_[sage] 投稿日:02/05/28(火) 00:11
漏れとしては、ギル神父事件は信憑性高いと思うのだが。
エンパス氏は、国内事件では、甲府事件、高知の介良事件、日航機長事件は認めているんだな。
とすると、がちがちの否定派ではないようだから、海外の有名事件について聞いてみたいな。


557 名前:  投稿日:02/05/28(火) 05:51
海洋調査船事件がECMだったとは思いもよらなくて驚きました。
ベルギーもいたずらの飛行船とECMだったとは。
どちらもレーダー像と機影は一致してないですね。
調査船のは音は聞こえるけど姿が見えなかったんですよね。
ベルギーのほうも目撃されてるヤツはゆっくりと低空で飛行してエンジン音もしてたらしいし。
ベルギーの飛行船の実物は何処かにないんですか?
いたずらと判ったなら公開できないものでしょうかね。
非常によく出来てると思うのですが。


558 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/28(火) 19:50
>>555
甲府事件って小学生が宇宙人と遭遇したって事件ですよね?
あれって信憑性があるんですか?


559 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日:02/05/28(火) 19:52
あるわけねーだろ!馬鹿!


560 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/28(火) 19:56
いや、読んでて誰もつっこんでないし、変とは思ったんすけどね。
ああ、よかった。


572 名前:甲府事件の概要1
投稿日:02/05/29(水) 13:42
甲府事件は日本のUFO目撃事件史上最も有名な事件であろう。


1975年2月23日午後7時ごろ、甲府市上町 日の出団地付近で
当時小学校2年生の河野雅人くんと山畠克浩くんが、東の空から
2つのオレンジ色(青白い色という話もある)の物体が飛行して
くるのを目撃した。
すると物体の片方が追いかけるように移動してきたので、2人
は必死で逃げたが、やがて2人を追い越した円盤(2人の証言に
よる)は団地裏のブドウ畑に着陸した。
円盤を見に行った二人の証言によると、円盤の大きさは直径5m、
高さ2.5mほどであったという。
2人が(よせばいいのに)円盤に近づくと、円盤のハッチが開き、
中からヒトガタの生物が出現した。生物の身長は1.3mほど、頭
部は大きく毛髪はなく、茶色い顔の部分は横にしわが無数に入り
目・鼻・口らしき部分は判別できず、尖った耳のようなものが
頭部の横についていた。また口からあごの辺りから、3本の牙のよ
うなものが生えていたという。頭部以外の部分は銀色に輝き、
右手には銃型武器のようなものを持っていた。円盤の中には、
もう一体の生物がおり、そちらは若干背が低かったという。


573 名前:甲府事件の概要2[] 投稿日:02/05/29(水) 13:43
生物は円盤から離れ1mほど離れた山畠くんの方に歩み寄ると
肩を2回叩いた。このときテープを早回しにしたようなキュル
キュルという声を出したという。山畠くんは腰を抜かし、河野くんが
彼をおぶって、30m離れた自宅まで逃げ帰った。生物は2人を
追ってはこなかったらしい。
2人の知らせを受けて駆けつけた家族もまた、オレンジ色の物体
を発見。物体は5分ほど明滅を続けていたが、やがて「目を放した
隙に」飛び去ったという。
物体の飛び去った跡からは、自然状態よりも強い放射能が測定され
たらしい。


575 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/29(水) 14:28
こんにちは、おひさしぶりです。
心配された小野選手の腹痛も異常なしということでなによりですね!!


>>538
岩手のは、写真を見た限りでは典型的な気球でしょうね。
出自はわかりませんが。
半島からの気球にしては、色も材質も違います。
2重外皮のアドバルーンの内皮にも見えますが、高度が相当高いということですから...
やはり新型の調査気球ではないでしょうか。
打ち上げた方は否定してますが、
・実際に落下した気球が確認されていない。
・機器が外れれば破けるはずとは言っても、実際にうまく行かないことはままある。
・材質や感じが違うとは言っても、破れる設計ならば「破れていないで降下して漂っている状態」をどれだけ把握しているか疑問がある。
(・破れずに漂っていたなら、設計側・打ち上げ側のミスになるので、認めたくない気持ちも働くでしょう。)
などなど...
まあ、出自はわからなくても、気球なのは明らかだと思いますねえ

576 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/29(水) 14:29
>>544
マイヤー写真は典型的なトリック写真ですよ。
20センチから1メートルくらいの模型を、糸でつるして撮影しているだけ。
これは写真や8ミリビデオなどの分析ではっきりしています。
それどころか、撮影に使ったUFOの模型も発見されているくらいです。
(翻訳では、コリン・ウィルソン監修「超常現象の謎に挑む」に、証拠写真も掲載されています。)
また、コルフがマイヤーの教団に潜入して書いた"Spaceships of the Pleiades"にそのインチキぶりが詳しいです。
教団内部で、愛人を何人も作って子供が何人いるかわからないとして、離婚した前妻にテレビで非難されたこともあったりして、どことなく麻原に似てたりもします。


それと、「エイリアンベース」も殆ど信憑性がないです。
これを書いたティモシー・グッドは、几帳面な研究家ですが、調査内容に相当なバイアスがかかってます。
はやくいえば、ビリーバーの研究者で、不利な証拠は示さないんです。
「トップ・シークレット」という邦訳(抄訳ですが)もありますので、読んでみればいいと思います。
向こうの真面目な矢追さん、という感じなのがわかると思います。


>>555
ギル神父事件については、私も興味を持ってます。
これについては、フィリップ・J・クラスらが唱える目のゴミとか、原住民の神父への盲信とか、でっちあげという否定説には賛成できません。
クラスらの否定の論拠が、あまりにずさんなうえ、牽強付会の感じがして...
かえって、ギル神父や原住民の証言の方が首尾一貫してますし、信頼性があるかなあ。
ですが、ギル神父と原住民の証言にもいまいち承服できないところがあるので、私としては真偽半々で保留という感じですねえ。


577 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/29(水) 14:30
>>557
ベルギー事件の飛行船説に合致する飛行船は、当時のベルギーには一機しかなかったんです。
ですから、実物もなにも、地元の研究家には特定できているそうです。
その後も、商業用に飛んでいますしね。
ただし、その所有者ががんとして「違う」と言い張っていますので、飛行船説否定派も、まだ生き残っているんです。
もっとも、その同じ所有者が、
・ベルギー空軍に、「次にどこにUFOが出現するか、場所と時間を教えるので金寄越せ」と要求したり、
・友人に、「あれは俺の飛行船の下にスクリーンと照明灯を取り付けて飛ばしたんだ」と言ってたり
したんですけどね。
ベルギー空軍が「金など払えるか」と門前払いしたとたん、「俺はやってない」と言い始めたんで...人の世は面白いですね。


>>550
※引用者注 これは誤レスで、おそらく>558へのレスと思われるため、>550は載せていません。


甲府事件については、560さんが言ったとおりです。
これは私の仲間の記者が、仕事の片手間にやっぱり調査取材に行きました。
現場行ったり、目撃者の話を聞いたり、今はサラリーマンの小学生に直接話を聞いたりね。
それで、
・光る飛び去る球体を見た、全く面識のない目撃者たちが複数いるうえ、話に齟齬がない。
・バックグラウンド放射能などの基本知識がある教師が、現場の放射能測定をして異常を現認している。
・小学生の話も、当時から首尾一貫している。
などの傍証から、やはり何かがあったのではないかと思われるわけです。


578 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/29(水) 14:31
もっとも、私や仲間が知りたかったことについては、疑問が消えませんでした。
・物理的な物体が着陸したなら、着陸痕があるはず。そこはどうだったか。
→放射能測定をした教師は、「その辺に着陸していた」という小学生の証言に基づいて現場を特定していた。
着陸痕に気づいて、場所を特定し、そこを測定したのではない。着陸痕については記憶にないようだった。
・また、同じように犯罪現場では必ず確認される、肩を叩いたといわれる「宇宙人」の足跡はなかったか。
→教師は気づいていない。
などなど...
つまり光る物体が飛び去ったことについては、複数の人証(と一部の物証)によってかなりの確度がある。
しかし、宇宙人の件については、小学生の証言を裏付ける他の人証及び物証はない。
という感じだったんです。
取材した記者の仮説は、こうでした。
「何かの未知の自然現象で、発光した球体が地上付近に滞留していた。
気づいた2人の小学生が球体に近づいたが、恐ろしくなりパニックに襲われ背を向けて逃げ出した。
途中、一人の小学生の肩が、木の枝が何かに触れたのを肩を叩かれたと勘違いし、それが当時印象に残っていた怪人の人形のイメージに結びついて、2人共同で思い込んでしまった。
その後、発光体が空中に漂って消えていったのを、複数の人間が目撃した。」
ただ、説得力はありますけれど、当時の土壌状態で小学生が走った足跡も残っていないことに鑑みると、着陸痕・足跡がない分は説明ついてしまいますしね...
また、小学生は「宇宙人」がやってくるのを見て怖くなって逃げ出した、と首尾一貫して証言していますし...
私としては、何かがあったのではないか、という程度としか思えないわけなんです。


580 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/29(水) 14:40
あ、572・573さんが概要書いてくれてたんですね。
ありがとうございます。
仲間の調査では、飛び去る発光球体を見たとの目撃者が、小学生の家族のほかにもいます。
この複数の目撃者は、小学生や家族との面識もなければ、目撃した地点も互いに違うそうです。
ただ、小学生を追いかけたとの着陸時の目撃者は他にいなかったようです。
ご参考まで。




 今回はここまで。
 このスレの中で次にエンジェル・パスさんが登場するのは>867レス目で、その部分は既にこの日記の11年2月24日「介良事件を語る言説、の日」で取り上げましたので、次回はその先からとなります。
 

2ちゃんねるオカルト板「ハードなUFO議論モトム」スレ発掘シリーズ



 今回は2月22日分の日記の続き、「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」スレの235レス目以下をお届けします。
 方針としては
コテハン「エンジェル・パス」さんの発言を抽出(レス番、名前欄を赤く表示)
・「エンジェル・パス」さんがレスしている書き込みも、併せて抽出
となっております。



「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」 http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1020937988/




234 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/21(火) 22:12
>>189
何百とある「目撃された宇宙人」の中からどうしてグレイ型だけが「宇宙人のかたちである」という共通認識に至ったのか
その辺調べるだけでも面白いとおもうけどね
心理学の論文一本書けるんじゃない


235 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 23:31
あんまりはまらないようにしようと思いつつも、また来てしまう...
匿名なんで気楽に書けるというところがありますねえ。


それはそうと、開洋丸のデータ発掘しました。
ですが、当時のノートに部隊名などは明かさないことという注意書きを自分でしてました。
うーむ、なるべく変なことはしたくないんで...
ですんで、機種とヒントだけで勘弁してください。
U.S.NAVYのグラマンE−2ホークアイを使っていた部隊。
そして、たまにUSAFのボーイングE−3セントリーと共同演習を行う部隊、とだけ。
わかる人にはわかると思いますんで...すみません。


あと、アブロ・カーの話題が出てましたね。
これを知ってるとは結構通なのかなと思いましたが、テレビで紹介されたんですね、なるほど。
アブロ社のアブロカーVZ−9Vは1機だけ製作された正真正銘の円盤機です。
ご多分にもれず、元ナチスの科学者が設計に関与していますが、これは、アメリカ国防総省のウエポンシステムWS−606Aとして製作が開始されたものです。
ですが、これはコンチネンタルJ69ターボジェット3機によるファンによる浮上推進システム。
つまりは、構造上ホバークラフトの原型ともいえるもので、とてもいわゆる「UFO」の推進システムなんかじゃないんです。
結局、目標の対戦車砲を積むことなど及びもつかず、中止されてしまいました。


236 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 23:32
もっとも、これに触れたら当時のアメリカ軍の「空飛ぶジープ構想」に触れないわけにはいかないでしょう。
もともと、米軍は、空飛ぶジープといった構想を持ってました。
そこで1958年度から、パイセアキ(VZ−8)、クライスラー(VZ−6)、カーチスライト(2500)に試作を命じていたのです。
まあ、これが、大友克洋「AKIRA」にでてくる空中浮遊兵器そっくり(ほんとは逆でしょうけど)のものから、円盤状のものまであるんです。
アブロ社への注文は、それの第2世代、といったものなんです。
ただ、どれもヘリコプターやオートジャイロ機構のもの。
素直に技術開発という歴史の中で理解できるんです。
興味を持たれた方は、調べてみたらどうでしょうか。航空史の中では、結構有名です。


また米軍が出てきたら、対抗勢力としてのロシアは見逃せません。
フィリモノフ製作の、ホバークラフト・プロペラ併用の円盤機。
EKIP社の液化天然ガス使用円盤機。
これらも必見ですよ。ビリーバーの方なら、これぞUFOの未来技術採用機だ、と叫ぶかもしれませんね。
また、UFOそのものに見えるものなら、最近の無人偵察機を置いては語れません。
カナディア社のCL−227センチネル、ウエストランド社のウィスプ、エビエーション社のスプリット。
これらは、画像を見る機会があれば必見です。
外形は、これぞUFO,これぞ空飛ぶ円盤という形をしているんですね。
日本で見る機会はなかなかないでしょうけれど...


237 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 23:39
>>234
その種類の論文は、アメリカでは相当多く発表されてますよ。
共通認識を欲しがっていたところに、映画「未知との遭遇」で与えられたイメージがきっちりとはまった。
しかもそのイメージは、「胎児」のイメージであって、心理的に受け入れやすいものだった。
というのが定番ですけれど...


しかし、宇宙人のイメージで、グレイを思い浮かべるのは、アメリカとその影響下だけなんですね。
ロシアでは巨人、東南アジア・アフリカでは妖精。
中国では、普通の人間と変わらず...
ですから、アメリカの原初的影響をみるうえでも使えそうです。


また、スレッドの初期で言っていた東野圭吾さんの小説。
「怪笑小説」中の「超たぬき理論」がそのものでしたので、一読すると笑えると思います。


238 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 23:46
あと、人間は自分の知っていること以上に創造するのは難しいといいます。
それからすると、グレイを知っているもの=胎児として創造したのは普通なのかもしれません。


実は、アダムスキーは、妻がいながら思春期の白人の男の子を好みました。
(いわゆるバイ)
そのため、アダムスキーが描いた宇宙人は、みんな白人の眉目秀麗な若人だった、という論文もあります。
ここまでやる欧米の研究家の執念というのは恐ろしいですね。


※この後、エンパス氏が調査した事例(2月22日の当日記にて紹介した部分の、207−212レスを参照)についてスレ住人による考察が行われた。


414 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/23(木) 12:28
うわ、ずいぶん盛り上がりましたねえ(^^;
紹介した事例についても、やはり電飾付きリモコン気球・リモコンヘリとか、私たちが検討した説もでてますね。
私たちは、これは物体の大きさとスピード、そして想定される航続距離等の細かな計算の結果、まず完全に不可能だろうと結論しました。
また、無人偵察機説も、近場にどこの基地も無い上、大きさが全く違うということから除外してます。
自衛隊在日米軍のRPVの保有については、のちほど)
ただ、村おこし説は正直あんまり考えませんでした(^^;
確かに、アメリカじゃ嘘クラブが作った有名な幽霊飛行船事件とかもありますからね...
ただ、関係者が誰も公にしたがらず、噂が広まるのさえも嫌がっていたので、その線は切ってしまったんです。
もう少し突っ込んでおけばよかったかな。


さて、自衛隊無人偵察機ですが、自衛隊はUFOと見間違うようなRPVは保有していません。
これは、自衛隊の装備は全て税金で買うものですから、必ず公開されてるんです。
装備表や年鑑・白書、もっと突っ込みたければ数次防などの計画や予算書を照査すればわかります。
(話は異なりますが、こういうで大きな話題となったのがありますね。
南極調査隊が、ダッチワイフを持っていった(南極2号の語源)ことは、この手の調査からわかったんです(^^;
文部省の財産目録に「温水循環式等身大人体模型」というのがあって、こりゃなんだ、と(笑))
また、在日米軍が持っている可能性はありますが、これを自衛隊に貸し出すことはまずないです。
情報関係の指揮系統の調整をとることになりますんで、公表せずにやったら今の日本じゃ大問題になります。


ですが、物事には何事も語れざるものがある。
自衛隊が、秘密裏に持っている可能性...も捨てきれないんです。
例えば、北部方面隊には、東千歳通信隊という部隊があります。
名称だけならなんともないんですが、この部隊は、一般の自衛隊員からは完全隔離されてます。
何をやっているのかは、自衛隊の上層部でも限られた人しか知りません。
(もちろん私にもわかりません。ですが、大韓航空機撃墜時のソビエト戦闘機の通信をリアルタイムで傍受・分析していたのはこの部隊です)
そして、この部隊の装備は、機密とされているのです。
中には、機密費で買った公表されていない機材も相当数あるとの確度の高い話もあります。
だから、ひょっとして...というのはありうるんですね。
この辺は興味ある方が調べられたら面白いと思います。
ただし、何の結果も得られなくとも仕方ない、それが当然だと思ってくだされば...


>>412
事例1については、お話からだけではなんとも言えませんが、やはり飛行機雲の印象が強いです。
ただ、これには情報が少なすぎるので、はっきりとは分かりません。
もっとも夕日を浴びての飛行機雲は、よく誤認されやすいです。
事例2については、正直場所などの情報がないので、何かはわかりません。
ただ、お話の内容だけでは、NAPICさんが調査された北海道美瑛町の事件に似ているかな、との印象はありますが。
やはりちょっと、データが少なすぎるんで、お話からは断定はできません...すみません。


415 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/23(木) 12:37
甲府事件の宇宙人そっくりのソフビ人形てなに?遅レスすぎるが


418 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/23(木) 14:46
>>415
ブルマアク社製でそっくりなのがあったと聞いている。


419 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/23(木) 18:03
エンジェル・パス氏に忠告というかアドバイスしておくわ。
知っててやってるんなら何も言わないけどね。
UFOの研究くらいなら害はないけど、東○歳に触れるのはまずいよ。
東千歳のこと探ろうとするとそれだけで営倉候補。
外部者なら公安に通報だって。
だから、こんなとこに書くのはやめときなよ。


423 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日:02/05/23(木) 19:42
>>414
1968年 中国 江蘇省 UFO墜落事件
詳細キボンヌ


441 名前:UFO目撃者(仮) [sage] 投稿日:02/05/23(木) 23:50
>>440
そうですね。質問されれば、こちらが出せる情報はできる限り
出していきたいと思います。


UFOを見たけれど、人に信じてもらえないというのは、結構
嫌なものでしたが、エンジェル・パスさんのような理解者がいらっ
しゃるのは本当に心強いものがあります。
この板に来てよかったと感謝しています。


442 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 00:15
>>441
なんだかそういってもらえると、こそばゆいです。
でも、ちゃんとした科学者なら、「何かあるかもなあ」と思ってる人は多いですよ。
ただ、表向きちょっとでも理解示すとビリーバーさんがやってきてしまうんで...
そんなわけで、否定の態度とる人多いです。
>>423
すみません、その事件は詳細知らないんです...
>>419
冷戦の時代ならいざ知らず、今じゃ東千歳通信隊くらいでは何も起きませんて。
「兵士に聞け」などの良質のドキュメントでも取り上げられてますし。
奥尻島沖地震のときは、分遣隊の存在が小さく新聞に載ったくらいですしね(^^;
>>418
知ってる方がいらっしゃったんですね。さすがレベル高い。
これは文献にはあまり載ってませんが、ニフティ―サーブのFSF3の特設会議室で検証されてました。
もう閉鎖されましたが、ここにはと学会の山本会長なんかも来てました。
ただ、彼は事実を持って検証する分には抜群に強いんですが、いかんせんちゃんとしたアカデミックな教育を受けていないせいか、方法論が強引すぎて思い込みが強く...
法律関係では、自身がトンデモなこと言ってたり...
事実の調査についてはすごいんですが、その後の理論付けが、ってスレ違い。


さて、このスレではかなりご愛顧いただいたようなんですが、明日から出張続きになるんで、しばらくデータ含みなどで書けなくなります。
また、復活したらよろしくお願いします。
明日からは、私のもう一つの趣味三昧。これを仕事でできるなんて果報者です。
(もっともこの仕事が終われば転職したいんですけどねー。)
W杯の取材ですよ!!
しかも札幌では、例の試合を生観戦!!
今からうきうきしてますです。
もっとも、出先からちょこちょこ覗くくらいは出来そうですから、その節はお相手してやってくださいね。
ではまた。


447 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/24(金) 00:52
>>6
>・ベルギー事件
>ブリュッセルに本籍があるモーター付き飛行船のいたずらっす(裏取れてるっす)。
>ちなみに、この騒ぎに乗じて、EU各国空軍がECMやら無人偵察機などの実験をさんざんやったっす。
>この騒ぎを起こした飛行船の持ち主は、100万USドルでベルギー空軍にUFO事件の回答を売るとおどしをかけましたっす。

ベルギー空軍の公式発表によると、F-16戦闘機がスクランブル発進したけども、
その飛行物体は驚異的な運動性能を持っていて、全く近づけなかったようだよ。
F-16戦闘機のレーダーが記録したデータでは、その飛行物体は、
数秒のうちに時速280kmから時速1800kmくらいまで加速したらしい。
約8Gほどの驚異的な加速度だよ。
そんなとんでもない加速度で戦闘機を振り切る事ができる飛行船は無いでしょ。


449 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 01:02
あれ、落ちる前に来て見たら、もうレスが付いてますねえ。


>>447
その発表は、1990年7月11日のビルフリート・デ・ブラウアー中佐の記者会見ですね。
ですが、その発表は後に訂正されてます。
・2機発進したF16のパイロットは、いずれも物体を目視できなかった。
・従ってこれは、レーダー上だけの異常であるが、
・軍による詳細なレーダーテープの分析によれば、
・未確認物体のロックオン13回のうち3回は誤って他のF16をロックオンしたものであって、
・残りのロックオンおよび異常な機動は、
・レーダー波の屈折で生じた「グラウンド・クラッター」であって、
・何も異常なことはなかった。
と訂正されてますです。
日本の文献では、「UFOと宇宙 全ドキュメント」を除いて、訂正については触れられていないのが大半です。
この辺、やっぱり注意が必要なところでしょう。


451 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 01:09
つまり、これは飛行船が偽装したUFOでさえない。
ブリュッセルの憲兵が星を誤認したのを、当時のUFO熱で安易にスクランブルを命じたのが問題だったんですね。


ちなみに、このために後にベルギー空軍は非常な批判にさらされてます。
「そんないい加減なレーダーを採用したのか」ということですな。
ですが、瓢箪から駒、だったら...ということで、ルックダウン性能が格段に上がった新式レーダーが導入されてます。
政治家ってのは、ただでは転びませんねえ。


461 名前: 投稿日:02/05/24(金) 01:31
>>449
ベルギーの件、いくつかの写真が地上から撮影されていますがあれは捏造?
そのグランドクラッターなる現象に乗じて、捏造写真をでっちあげたってこと
なんでしょうか?ベルギー事件は信憑性性高いと思ってたので、知っときたい
です。まあ、あの翻訳がO教授と言うのがもともと嫌だったんですけど。


464 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 01:43
>>461
ベルギー事件は、2つの側面に分かれます。
一つは、地上からの非常に多い目撃者の話。
その殆どがゆっくりとした速度で、三角形の形で、各端に光点があったというもの。
これは写真やビデオが残ってて、一部捏造のものがありますが、大体は本物だと認められています。
ただし、実際に空を飛んでいる飛行船を写したという意味での本物です。
あとは、軍の飛行機がレーダーで見たというやつ。
これは、目撃事例とは別に凄い速さで信じられない機動というもの。
で、これはレーダーのミスと、各国のECM実験ということです。
レーダービデオに写った三角形状の光点は、それこそがグラウンド・クラッターというやつです。
日本での紹介は相当に編集されているんで、気をつけないとだめですね。
連続写真が初出した「パリ・マッチ」誌に比べると、日本のは凄く扇動的な報道になってます。


ベルギーの事例が非常に弱いのは、地上からの目撃と、軍のレーダー探査が一致したことは一度もないってことなんです。
だから、各個に分けて検証すると、どう考えればいいのかがわかってくると思います。


あああ、ほんとにもう寝なきゃ。


465 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/24(金) 01:48
えと、お休みなさいの前に、
ベルギー事件は前述した、
「UFOと宇宙人 全ドキュメント」ユニバース出版社にとてもわかりやすくまとめられています。
これはまだ買えるはずなので、読んでみたらどうでしょうか。
ビム・バン・ユトレヒトというベルギー人の研究家の分析が秀逸です。


では、ほんとにお休みなさい。


 以上、465レス目までのエンパス氏の発言(のうち、円盤ネタ的に意味のあるもの)を抽出してみました。
 個人的に注目したいのは442レス目の発言の中で、


>これは文献にはあまり載ってませんが、ニフティ―サーブのFSF3の特設会議室で検証されてました。


と言っている事。エンパスさんは「パソコン通信」の時代から円盤ネタを追いかけてた人のようですね。
 次回はこの後の部分で、マイヤーについての話や甲府事件についての話が出てきます。

エンジェル・パス氏、介良事件について語る



 今日は、密林から『日本"怪奇"事件』(ミリオン出版、2009)が届いた。
 いわゆるコンビニ本で、ミリオン出版社のナックルズ系列の雑誌記事の中から都市伝説・怖い噂系をピックアップしてまとめ、『「怖い話」リアル・ホラー・コレクション』と銘打ったもの。
 以前、コンビニの店頭で見つけて購入済だったが、部屋のどこかに行方不明となってしまったので再度購入した(愚者のツラ)。
 皆神龍太郎さんのフリーメーソン記事のためでもなく、小池壮彦さんの宮崎勤ネタのためでもなく、『高知県介良町「UFO捕獲事件」の衝撃』という、介良事件を取材した記事を読み直したかったのだ。
 介良事件については、たとえば「介良事件(UFO事件簿)」や、「介良事件(Wikipedia)」を参照のこと。
 この記事の中で書かれている介良とかなり似た内容の発言を、前回から紹介している「エンジェル・パス」さんが、かつて2ちゃんねるオカルト板の「ハードなUFO議論モトム」スレの中でしているのが、興味深い。
 今回はエンジェル・パスさんの介良事件についての発言を「「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」から引用してみます。
 一部、前回のまとめとカブりますが、ご容赦を。




18 名前:赤覆面 投稿日:02/05/10(金) 10:38
で、少し目を通してみましたが、
正直、このスレの主張がよくわからないです。
もう少し、身近なわかりやすい話しをしませんか?
日本に近年、起きたUFO・宇宙人事件の話しとか?
具体的に言いますと、
高知のUFO捕獲事件とか
山梨・甲府の少年たちによるキバの生えた宇宙人交流事件とか
東京・三鷹の老人ホーム大型宇宙人(2mはあったという)襲撃事件とか・・・
特に山梨の宇宙人事件は世界にも誇れる宇宙人遭遇事件だと思いますよ。


19 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 11:48
>>18
身近ってのがどんなのかわかりませんが(^^;
何せ、甲府の事件も高知の事件も、はるか昔っす。
近年とはとても言えないかと。


とは申しつつも、甲府の事件も高知の事件も質の高いのは事実っすね。
甲府の事件については、「何かがあった」んじゃないかと思うっす。
複数の大人たちも何かの物体を見ていること、ガイガーカウンターの使い方を知り、またバックグラウンド放射能の知識を持ってる教師が放射能測定をきちんとやって結果を出したこと。
それに、近年でも肩たたきされた少年たちの目撃証言があまり変遷していないこととからっす。
けど、三本キバの宇宙人という表現は少し疑問があるっす。
少し前に検証されてたんすけど、実は当時事件前、発売されたソフトビニールの怪人人形にそっくりのものがあるんす。
だから、ひょっとしてその宇宙人の部分は、何か記憶が混濁してるのではないかと言われてますっすね。
ただ、「何か」があったんじゃないか、とは思ってるっす。


高知の円盤捕獲事件については、まあいろいろいろいろあるっすよ。
私は真偽は半々だと思うっす。
調べれば調べるほど「何か」があった感じはするんす。
ただっすね、この騒動の中心人物が、手品が得意な人気者少年だったんすよ。
そんでもって、この人物は今、介良町の隣町で焼き鳥屋やってるんすけど、事件のことは「昔のことはどうでもいい」って話してくんないすよ。
そうすっと、何か胡散臭いものも感じられるんす。
けど、目撃者は、大人も含め結構な数に上ってるんす(報道された目撃者は、実は全部じゃないんす)。
また、ほんとに取材に嫌気が差してるだけかもしれないすし。
あとですね、実は高知事件の20年近く前に、テキサス州で同じような事件が起こってるんす。
これが日本に紹介されたのは、高知事件のはるか後なんで、少年たちが参考にできるわけがない。
とか、もろもろ考えると、これも「何か」があったのかなあと思えるっすね。


私的には、あと日航機長の目撃事件を合わせて、日本の3大事件かな、と思ってるっす。


あああ、全然準備してないのに、試験...




867 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 10:27
今日・明日とW杯関係ない通常取材なので、暇があるんでちょこっと書き込みますね。
特に、介良事件は私が直接取材したところなので、すこうし愛着があったりする(^^;

介良事件の概要は、809さん紹介のページがとてもよくまとまってますので、そちらをご参考に。
ただ、ご紹介されているページは、初見参が16歳のときということで、ちょこちょこ間違いがありますので、訂正も兼ねてネタ話を。

当時の介良町は、ちょうど開発の波がやっと来たところで、旧農村部に新興住宅街が出来始めた端緒のころでした。
ところが、円盤を捕獲したという少年たちで、新興住宅街に住んでいた少年は一人もいません。
(809さんのページにある新興住宅街の少年たちとの表現は、この限りで間違いです)
これはちょっと面白いので覚えておいてください。
さて、円盤を捕獲したとされる少年たちは、実験と平行してなんとか大人たちに見てもらおうとしました。
学校の理科と数学の先生に話をして、家に来て見てくれるように頼んだり。
また、新聞社に電話したりもして、何とかして見てくれるように頼んだり。
ところが、悪戯と思われ、どちらにも「全く」相手にしてもらえなかったのです。
(この当時、高知地方では光る飛行物体の目撃が相次ぎ、それにつれ悪戯電話も増えていたとの背景事情がありました)
メンバーの一人の父親(高校教師)が、ようやくきちんとみてくれたんですが、それだけ。
その父親も、後に「鋳物のような感じがした」と述べただけで、特別なアクションを起こしてくれたわけではありません。
(悪戯だと思っていたそうです。ちょっと考えればわかりますが、光もしない飛びもしない円盤は、見たことのない置物と同じですし)


868 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 10:27
さて、誰にも信じてもらえず、思い余った少年の一人が、あるラジオ番組に電話をかけました。
「イケヤセキ彗星」といえばご存知の方もいると思いますが、この発見者で世界的なアマチュア天文学者の関勉氏が当時ラジオ番組を持っていたのです。
興味をそそられた関氏は、介良町を訪れ調査をしました。
(当時の事件としては、異例に信憑度が高いといわれるのは、この関氏の初期調査が非常に科学的なものだったからと言えます)
そして、何かがあったに違いないという調査結果を、ある小さな天文雑誌に発表しました。
そうなると、円盤ブームの頃ですし、関氏という名の通ったアマチュア天文学者の発表ですので、目をつける人が出てきます。
そう、当時人気絶頂の「11PM」のプロデューサーでした。
「11PM」で取り上げられたこの事件は、ついで「矢追純一のUFO特番」にも取り上げられ、いちやく有名になります。
その後は、遠藤周作が現地を訪れ調査を行ったり(「ぼくは好奇心のかたまり」他1冊に収録されています)するなど、全国的に注目の的になったのでした。


869 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 10:29
とまあ、これがことが広がった次第だと私は理解しています。
少年たちは、今では皆、就職してばらばらになっています。
中心人物で手品が得意だった少年は、弟(同じく捕獲した少年たちの一人です)と一緒に、隣町で焼き鳥屋をやっています。
809さんのページで書かれている中心人物の3人のうち2人は、この兄弟を指すのでしょう。
今では、事件についてはなかなか話してはくれません。
それが、事件の信憑性に触れたくないのか、それとも大人たちに「もう話すな」と言われた経緯で色々嫌な目にあったせいか、どちらなのかは私には判断がつきませんでした。

もう一人、3人の中心人物の残り一人とされる人物についても触れておかねば不公平かもしれません。
この少年は、現在県下第2の市で、高校の教諭をやっています。
別の市ということも関係あるのかもしれませんが、氏の証言は、捕獲当時の証言と現在でも何の変遷もありません。
信頼できる証言だと思いますが、何分にも数十年も昔のことです。
今となっては、一体何があったのか、私には判断がつきかねるというのが正直なところです。
しかし、1950年代のアメリカ・テキサス州で、少年たちが畑に浮いている小さな円盤を捕獲しようとして、一人が火傷を負ったという事件がおきています。
この事件は、介良事件のときには報道されていませんでした。
こんなことを考えていると、何かがあったのかなあ、とついつい思ってしまうのです。


870 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/03(月) 10:33
さて、ここから先の余り明かされていない事情が、地区に中学生の嘘言だという噂を生んでいます。
UFO研究家は、専ら円盤関係の少年たちの実験などに目が向き、地域の事情をあまり捕らえない傾向にあるので、いわば当然とも言えるのですが...
ちょっと参考にまでに以下の事実を頭に止めておいてください。

まず、最初に少年たちが新興住宅街ではない農村部の少年たちだと言ったことを想起してください。
当然、農地を売って住宅地にし、開発しようという大人たちがいます。
ところが、こんな話が全国的に広まっていけば、売れる土地も買い叩かれてしまうのです。
ですから、騒ぎを早く沈静化させたい大人たちが、事件が話題にならないように、一種の緘口令に類似したことを始めたのです。
嘘だとは言わないまでも、「成人としてコメントしない」、「子供たちの教育に悪いので取材自粛を」などという題目を上げ、対処することにしました。
となると、世にも稀な捕獲劇も、物証はない・少年たちの話だけということで、すぐ思惑どおり沈静化していきました。
もっとも、世界的なアマチュア天文学者関氏による科学的といわれる初期報告、有名な作家遠藤周作による少年たちの証人としての信頼性保証によって、信憑性がある事件としての記憶は残っていったのでしょう。

この経緯で、少年たちが自分が証言することについて、どんな考えを抱いていったのかを。



893 名前:水銀 ◆.MfebhPU 投稿日:02/06/04(火) 02:46
高知のUFO事件か。懐かしいな、子供のころUFO本で読んで知ったが、
子供のたわ言に何で大人が巻き込まれるのか、不思議に思った。
俺は今もそれは変わらない。物的証拠がないし。

複数の目撃者がいるらしいが、彼らがどんな属性にある
人々かが重要ではないかな。同じ属性にあるなら、
同じ理由で嘘をつくことがある。

さらに、目撃者の心理的傾向を調べる必要がある。例えば虚言癖がある、
とか、分裂病的素因はないかとか。これらの結果がない時点で、すでに
この事件は信ぴょう性に欠ける、という判断が俺の結論。

これぐらい厳しく判断しないと、こういうケースは、いくらでも、
でっち上げできるので、これぐらいが適切だと思うが、
皆の意見はどうかな?


937 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/05(水) 10:03
おはようございます。
昨日の日本戦のコスタリカの審判がおかしいと思ったのは私だけでしょうか。

>>893
>複数の目撃者がいるらしいが、彼らがどんな属性にある人々かが重要ではないかな。

確かにその通りです。
この場合行為属性については必要ないですが、行為者属性については調べる必要があります。
例えば、トラヴィス事件のように、森林伐採契約逃れのために、みんなが口をそろえてUFOによる誘拐事件を偽装したり。
また、宗教がかった人々の目撃事例はもう最初から調査方法が固定していたり。
これについては、目撃者の人証の信用性のその1として、当然調べるのが筋ですね。
ちなみに介良事件についての、周辺の人の行為者属性については問題ないと思ってます。
本人たちの行為者属性については、判断材料が足りないというのがほんとのところかな。

>さらに、目撃者の心理的傾向を調べる必要がある。例えば虚言癖がある、とか、

こっちが、人証の信用性の最重要なもので、一番大変です。
もっとも嘘言癖があるとかは、周囲の人々の話を聞いていくと大抵わかりますし、調べもやります。
問題は、分裂病的傾向とかですねえ。
これは、本人に診断を受けてくれなんてとてもいえません。
せいぜい、本人との話した際のテープや、行動傾向などを心理学者や精神医などに判断してもらう程度です。


938 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/06/05(水) 10:03
ですが、これ勝手にやって本人に知られると人権問題になるんですよ。
重要犯罪の精神鑑定でさえ、裁判所の命令(形式は許可)がなければやれないんです。
そのうえ、私たちは、何度か本人の同意を得てやったことがあるんですが...
これ、心理学者や精神医によって言うことが違うんですよ(泣)
言われているほど、かっちりした鑑定は出ないんです。
死刑犯罪でも、古畑鑑定みたいに鑑定者によってずいぶんと違ったりするんです。
それでも、もちろんわかるかぎりやらなきゃならないんでしょうけどね...
介良事件については、嘘言癖がないことは確認してます。
(手品が得意な人気者、というのが唯一引っかかってるんですけれども)
分裂病的傾向などについては、正直病歴がないことを確認しただけで、その余についてはわからないというのがほんとのところ。

893さんが言うほどの厳密な鑑定ができたら最高ですね。
もっとも、欧米では、ことさらにポリグラフとか精神医にパスしたことを誇示する目撃例は、逆に疑えという経験則もあるそうです。





おまけで、以下は3スレ目「★ ハードなUFO議論モトム 3 【物理現象】 ★」 http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1023264220/ より


890 名前:Mercury ◆XD24Gj2U 投稿日:02/07/19(金) 01:55
>>888
エンジェル・パス氏はガチガチの否定派でも肯定派でもないよ。高知事件に関しては
何かあったのではないか、と書き込みしてるし(この辺は俺と意見が違うけど)。
かなり客観的に物事をとらえてるので俺には好感度あるけどね。

891 名前:エンジェル・パス 投稿日:02/07/19(金) 02:10
ありゃりゃ、これはタイミングよく読みにきたものですね。

>>890
好感度ありますか、ありがとうございますm(_ _)m
高知事件についての別意見、よければお聞かせください。
前回書き忘れたんですが、高知事件で何かあったと私が思う傍証の一つにこんなのもありました。
同じ高知県の吾川郡で、1976年6月に、大きさも形もやっぱり介良そっくりの円盤が道に降りてきたのを目撃した(そして触ってみた)という事件があったんです。
こっちの真偽は今となってはわからないんですけれどね。
これは書いてなかったと思うので、参考まで。




 以上、介良事件に対するエンパス氏の発言をまとめてみました。
 >>867でエンパス氏が言う「809さんの紹介ページ」は現在リンク切れなので割愛しましたが、webarchiveで確認したところ、


http://www.youneeds.com/xfiles/ufo/kela_ufo_catcher.htm


↑このページに統合されたようです。この方も(立場はどうあれ)介良事件を篤実に調査し続けている方のようです。


 ちなみに、エンパス氏の発言と、『高知県介良町「UFO捕獲事件」の衝撃』で共通している情報としては
>ただっすね、この騒動の中心人物が、手品が得意な人気者少年だったんすよ。
>そんでもって、この人物は今、介良町の隣町で焼き鳥屋やってるんすけど、
>事件のことは「昔のことはどうでもいい」って話してくんないすよ


>もう一人、3人の中心人物の残り一人とされる人物についても触れておかねば不公平かもしれません。
>この少年は、現在県下第2の市で、高校の教諭をやっています。
>別の市ということも関係あるのかもしれませんが、氏の証言は、捕獲当時の証言と現在でも何の変遷もありません。


>当然、農地を売って住宅地にし、開発しようという大人たちがいます。
>ところが、こんな話が全国的に広まっていけば、売れる土地も買い叩かれてしまうのです。
>ですから、騒ぎを早く沈静化させたい大人たちが、事件が話題にならないように、一種の緘口令に類似したことを始めたのです。


 この辺りの話は、『高知県介良町「UFO捕獲事件」の衝撃』でも同様の記述があります。


 ただ、エンパス氏が


>何かがあったのかなあ、とついつい思ってしまうのです。


と、事件の中心に何がしかのストレンジネス、エッジ・オブ・リアリティがあったのではないかと考えるのに対し、『高知県介良町「UFO捕獲事件」の衝撃』を執筆した西本健一氏は、当時の介良の地域事情等の背景から、中学生が引き起こした「デッチ上げ」ではないかという結論に至っています。
 同じ事件を取材し、同じような事実に辿り着きながらも、そこから先はかなり異なっている…
 ここが円盤の面白い・楽しいところでもあり厄介なところでもある、ということなのでしょう。


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