ベストヒットUFO

青銅のマスク事件あるいはモロ・ド・ヴィンテム事件(3)

ヴァレの『コンフロンテーション』の紹介は今回で完結します。 第三段階の捜査とは、予想されるように、ミゲルとマヌエルの未解明の死に対する、人々のフラストレーションから生まれた、とっぴな推論や馬鹿馬鹿しさ、非常手段としての強引な説明、といった特…

青銅のマスク事件あるいはモロ・ド・ヴィンテム事件(2)

前回に引き続き、ジャック・ヴァレの『コンフロンテーション』のプロローグを。 電話をかけてきた情報提供者の中に、グラシンダ・バルボサ・コウティニョ・ダ・ソウサという社会夫人(訳注:慈善寄付の受付・管理をする女性。ちなみにコウティニョ・ダ・ソウ…

青銅のマスク事件あるいはモロ・ド・ヴィンテム事件(1)

今回はまず、ジャック・ヴァレがこの事件について現地調査して執筆した『コンフロンテーション』のプロローグ部分(の拙訳)をご紹介します。 “Confrontations ―A Scientist’s Search for Alien Contact” (Jacques Vallee, 1990, 2008)より プロローグ1980…

イーグルリヴァー事件(1)

大変申し訳ありませんが、今回はtogetterで作成した「イーグルリヴァー事件に関するブルーブック調査報告まとめ」 http://togetter.com/li/489012 を読んでいただければと思います。 △ハイネック博士らによる結論は「白昼夢による幻覚」

 ベストヒットUFO ラクソン事件(2)

というわけで、メジャー・マイナー問わず円盤マニア的に心に染み入る、深いコクをもった空飛ぶ円盤/搭乗員との遭遇・目撃事例を、起きた月日になるべく近いタイミングで紹介していく愉快な読み物「ベストヒットUFO」が始まりました。 もっとも、UFO事件を日…

ベストヒットUFO ラクソン事件(1)

1966年3月23日、アメリカ・オクラホマ州テンプル。州内のシェパード空軍基地で航空電子工学の教官をしているウィリアム・ラクソン(56歳)は、基地へと向かい車を走らせていた。 午前5時、ルート65からルート70へ間もなく入ろうというあたりで、ラクソンは前方…