The Eternal Nemesis(4) 完結編 




 彼の雄親は彗星、
 彼の雌母は宇宙風、
 神ははじめて彼を見たときに涙したが、
 魔王はにやりと笑っただけだった。





 彼は新星よりも明るく輝き、
 彼は森の木よりも高くそびえ、
 彼は雷鳴よりも大声で叫び、
 彼は海よりも深く満ちあふれる。





 ある者は百歳だという、
 ある者はもっと歳をくっているのだという、
 ある者は永遠に生きるのだという―――
 この無法者の大将は!