最近読んでる本
仕事帰りにコインランドリーで乾燥機使用中の時間を有効活用すべく読んでる本などを紹介してみる。
- 作者: 神田左京
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 文庫
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昭和初期に出版されたものの再販なんですが今読んでも面白いというか著者のガチな態度がカッコいい。
某プラズマ火の玉のセンセイのようなファナティックさとかは対オカルトには不必要で、やっぱ科学者としてのストロングスタイルは個々の事例を誠実かつ精緻に検証していくことだと思いました。
- 作者: ポール・アンダースン,関口幸男
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/06/09
- メディア: 文庫
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未読(スタック中)。
面白かったら報告します。
- 作者: ロジャー・ゼラズニイ,黒丸尚
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1988/08
- メディア: 文庫
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常にゼラズニイ分を補給し続けないと死んでしまうので(ウソ)、何度目の読み直しなのかよくわからないが読んでます。
世界最強最悪の魔術師を退治しようとして逆に倒されてしまい体は石の彫像にされ魂は地獄に堕とされた主人公が二百年ぶりに復活したところから始まるハイテンションっぷりはゼラズニイ以外の誰が書けるのかというほどにバカっぽくてカッコいい。
しかも主人公は地獄で超強力な呪文「畏怖すべき十二の言葉」を習得していたり、地獄で復讐の助っ人として契約した悪魔ブラックが主人公の愛馬だったり*1とゼラズニイ超人主人公としてメーター振り切れてます。
短編集なんですが最初のエピソードにしてからが復活したディルヴィシュの前に「無陥鎧のランス」という超人がたちはだかるバトル路線でヒートアップしまくり。
「七人の乙女の血に浸し、龍の火で鍛えた俺の鎧にはいかなる攻撃も無駄無駄無駄無駄ァーッ!!」と絶叫するランスに対してディルヴィシュとブラックはどう闘い、どう勝利するのか!? それは読んでのお楽しみなのだぜ。
宿敵の魔術師・ジェレラクもなんせ世界最強の魔術師なもんで、その名を口にしただけで下級の悪魔が本当に出現してしまう
*2ので名前を言うことすらはばかられるという超人です。
…おっと、『ディルヴィシュ』シリーズについてはいずれまた稿を改めてご紹介したいと思いますので今日はこの辺で。