この日記のタイトルについて語る

 最近また『MAGONIA』っていう映画が上映されるみたいなので、間違えてこの日記を見に来てしまう人がいるかもしれない。
 そんな人のために、というわけではないが今まで特に説明してなかったこの日記タイトル「Passport to Magonia」の由来についてだらだらとペダンティシズムのおもむくまま語る。
 今日もCoHネタはないから、ヒーロ-/ヒロインの方はここで読むのを止めて今すぐParagonCityにもどるンだ!


 困ったことにさっき引用符つきで"Passport to Magonia"をぐぐってみたらこの日記がトップに来ているが、もともとはその下の方に出てるAmazonのページの本の書名から拝借したものだ。
 ジャック・ヴァレ(Jacques Vallee)というフランス出身の円盤研究家が1974年に出版した本がホンモノの『Passport to Magonia』。
 Magoniaというのはヨーロッパの伝説で雲の上にあるという王国のこと(同名の映画もこれにちなむ)。
 ヴァレという人はもともとコンピューター統計を使って天文学やってた人なんだが、天文台に勤務してた時に「未確認飛行物体」を同僚たちと一緒に目撃して「あれは何だったんだ!?」とデータ解析しようとしたら上司が現れて「バカなことしてないで仕事しろよ」とデータをヴァレ達の目の前でゴミ箱へ捨ててしまったという事件をきっかけに円盤研究の道へ入った。
 彼は自分を「Heretic Among Heretics(異端者の中の異端、というか基地外の中の基地外)」と自虐的に評しているほど円盤研究者の中では特異な研究者だ。
 円盤研究者(特に米国の)の多くが「ボルトとナット派」と呼ばれる、空飛ぶ円盤を物質-異星人の乗り物(エイリアン・クラフト)-であると考えている中にあってヴァレはかなり異なったアプローチを行ってきた。
 まっとうな科学者からみれば異端の「円盤研究者」たちの中でもさらに異端だと彼が自認する理由はここにある。
 彼は『Passport to Magonia』において、円盤の目撃報告や円盤搭乗員との接触体験談を民俗学サイドから検証するという新たなる視点を示した。
 …以下、仕事から帰還したら続きを更新します。
 更新されなかったりこの日の日記が後で消えていたら黒服の男たち(Men In the Black)たちの妨害工作があったと思ってください。(陰謀理論マニアの顔で)
→黒服の男のせいではないが今日は更新できません。明日の日記に続く。