『ロシアン・ルーレット』が出てたけど他の作品はどうなっておるのか
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
私としては山田正紀という作家は「日本のロジャー・ゼラズニイ」とでも評すべきフェイバリット・ライターなのですが、唯一の欠点として「未完の作品が多い」。
いつになったら出るのか、それとも立ち消えになってしまったのかという感じの『ゴシック・シリーズ』の残り(当初は「トラベル・ミステリ五部作」の予定だった)とかはどうなったんでしょうかね。
もちろん私は以前SFマガジン誌に連載されていた『星砂、果つる汀に』の全面改稿作『リバース』もお待ちしております。
季刊のジャーロ誌を二年半、この作品のためだけに購入していた『ゴシック』(上の『ゴシック・シリーズ』とは別物)は今年中に連載分に書き下ろしを補完して出るんでしょうね?
山田先生は故・石ノ森章太郎先生に会ったときに「『サイボーグ009』の「天使編」の続きはいつお書きになるんですか?」と質問したとかいう話をどこかで読んだ*1ことがありますが、私も山田先生に会ったら多分言うと思うよ。
「『仮面戦記』や『装甲戦士』、そして『孔雀王』の続きはいつお書きになるんですか?」と。
*1:たしか山田先生本人のエッセイだったような。 これに対して石ノ森先生がなんと答えたかは覚えていません。