『光の王』キタワァ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. .。.:*・゜゜・* !!!!!&その他買った本
書店に行く余裕があったので『光の王』を購入。 Amazonへの注文分はまだ発送されていなかったのでキャンセル。
で、懸念だったカヴァーなんですが、まぁ別にこれはこれで悪くはないと思います。
ただ、中身が全然予想できないっつーか「インド神話」的な絵面なんでもう一方の「SF」テイストが無いのが…萩尾望都版もSFテイストはなかったけどな!
帯の推薦文(というかコメント)は森岡浩之。
なんというかですね、若い読者に昔の名作をなんとか売ろうとしてナウなヤングに知名度のある作家を推薦コメンターにというチョイスなのかもしんないけど、どうなんでしょ。
しかし、巻末の堺三保の解説はよかった。
ゼラズニイファンによる、ゼラズニイビギナーへの簡潔にして要を得た作者ならびに作品解説はお見事です。
個人的には山田正紀先生に解説か推薦文を書いて欲しかったンですがね。
まさやんは若き日に『伝道の書に捧げる薔薇』を読んだのがきっかけでSF作家を志したというほどのゼラズニイファンなのです。
…でも、ご本人によると、『光の王』は途中で読むのをやめてしまい、以後ゼラズニイをチェックすることすらしなくなったらしいのですが。
詳しい話は評論「わが名はオイディプス」の第5回を参照のこと。 この評論も未完ですね先生!
そんなまさやんが早川の依頼でなんとか『光の王』を二十数年ぶりに手にとって読破して書いた解説を読みたかった…
以前SFマガジンの60年代SF特集号の時に山田先生はゼラズニイについてのエッセイを寄せてましたがそこではゼラズニイのことを「あまりにも60年代に適応しすぎたために70年代以降は恐竜のように環境に適応できなかった作家」みたいなことを書いてましたね。
私としては山田先生も70年代的カッコよさを2000年代の今でも平然と貫くラスト・ダイナソーだと思ってますが。
---まさやんの話 ここまで---
最後に、『アンジェリーク』をプレイしてから『光の王』を読めば絶対にヤマのイメージがクラヴィス様になる、とくどいようだが力説しておく(でもアンジェをプレイしてても闇様のことを「死の王ヤマ様(はぁと」とか思ったりはしないけどな!)。
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/04/21
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『ワイルド・カード』にゼラズニイを誘ったのもマーティンなんじゃろか。
『ワイルド・カード』はもともとSF作家たちが「SUPER WORLD」というケイオシアムのスーパーヒーローTRPGのキャンペーンやってた時に
あまりにもメンバーが設定とかに凝りすぎたので「いっそのことこれ小説にしたら売れるんじゃなかろーか」と始まった企画なんだが、ゼラズニイがその初期メンバーにいたって話は寡聞にして知らない。
それはともかく、これはマーティン流の超人SFですね。
これと、既に読書スタックに積まれている『フィーヴァードリーム』のどっちを先に読んだものか困った困った(嬉しそうに)。
- 作者: W.アダムマンデルバウム,W.Adam Mandelbaum,上野元美
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
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近年だとナチス・ドイツのオカルトっぷりはマニアに定評のあるところで、Councilの連中が狼男になったりするのも当然(←現実と虚構の以下略)なわけですが、そんな「軍事・オカルト複合体」を歴史的文脈でおっかけたへんな本。
著者自身が元情報将校の退役軍人、しかも関わっていたプロジェクトが「リモート・ビューイング(遠隔透視)」についてのものだったというガチっぷりで期待度高し。
軍とかが国の金使ってバカな研究やるのってロマンつーかある種のSFですよね(←そういうのだいすっき)。
連休明けくらいまでには読了しておきたい。
こんな感じでドカドカと本を積んでみた一日でした。CoHもROもアンジェもプレイしてません。
明日はアンジェでもプレイしたいと思います、それじゃ(Amazonで買った洋書を整理しつつ去る)。