過去を葬り今日を流れる
人呼んで葬流者(ソールジャー)こと刑波之進です、こんばんは(ケン月影作画調に)。
金(夏期休暇取得)→土・日の三連休を経て月出勤火夏期休暇水出勤、そんなお盆ライフでございました。
MMO断ちをして斎戒沐浴の日々、積んだ本を読んだり今更『ローゼンメイデン トロイメント』を全部観たりリボルテックの新ゲッター2が届いたので遊んだりと有意義に過ごしましたよハハハ。
ダン・シモンズの『イリアム』をちょぼちょぼ読み出したのですが…すげえな、これ。
テラフォーミングされた火星で繰り広げられる神々と英雄入り乱れてのトロイア包囲戦。
その戦いを観察し、記録するために神々は地球の各時代のギリシア文学研究者たちを復活させていた。
21世紀のイリノイ州出身のトーマス・ホッケンベリーはその「学師」の一人として9年間に渡りこの火星版『イリアス』を観察していた…
という、火星のギリシアを舞台にしてハイテクを自在に操る神々とその寵愛を受けた英雄たちがギリシア側とトロイア側に別れての大乱戦パートがメインだと思われるのですが。
さらに、同時代の滅びつつある地球での物語と、火星を調査しようとする半機械生物たち(なぜか地球の古典文学マニアだったりする)の物語という三つのエピソードが交互に語られていきます。
今のところ、この三つのお話がどう結びつくのか想像もできませんが、それだけに「とりあえずスケールでけー」といった感じです。
神様の正体もまだはっきりしませんが超ハイテクをバックボーンにしているところはゼラズニイの『光の王』を彷彿とさせます。
神様が介入しまくる戦争シーンは一大殺戮スペクタクルで大興奮ですよ!
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『ローゼンメイデン トロイメント』は無理に作られた続編臭が随所に漂う微妙作といった感じでしたね。
個人的にはもっと超人病ウィルスが欲しかったところ。
薔薇水晶と槐先生の正体を観る前に知ってしまった状態で観てたんですが、思ったよりこいつらの超人描写がなかった。
薔薇スィーの眼帯っててっきり「不完全さの象徴」だと思ってたんですよ。
弟子たる槐が師・ローゼンの最高傑作「薔薇乙女」に挑戦しつつ、その領域に到達できない不完全さのメタファーとしてどうしても左眼が入れられない、まさに「画竜点睛」状態なのかと。
薔薇スィーは戦闘以外は全然ダメな子なのもそういうことなんだろうと。
で、最終話で6つのローザミスティカ手に入れて負荷に耐え切れず壊れるシーンでそれが明らかになると思ったのにオデの厨房妄想は裏切られたわけなんですよ!
しかも槐の野郎もあっさり退場するし。
てっきり、あそこで5分ぐらい「なぜだ、なぜオデには師が超えられないンだぁー」と血の涙を流しつつ自らのドール哲学を垂れ流してくれると思っていたのにッ…
そして薔薇スィーはその空洞の左眼窩からひび割れが走り始めて…とかですね、集まった6つのローザミスティカと共鳴して真の第7ドール雪華綺晶が姿を現すとかそういう展開が観たかったッ…観たかったンだぁーッ…!!
と、厨房超人演出を期待していた愚か者でした。
あと、ライバルを自分の手で倒したいがために自分が別の敵に倒されてしまう銀ちゃんが、『人造人間キカイダー(特撮版のほう)』で白骨ムササビに倒されるハカイダーっぽくてオデの涙を誘いました(でも水銀党員になる気は無い)。
製作が決定しているというスペシャル版はどう作っても多分さらなる蛇足感をかもし出すと思うのでいっそ外伝扱いで全篇くんくんの話にしてください(わりと真顔で)。
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リボルテックの新ゲッター2は山口立ちの映える細身のデザインで超かっこいいぜ。
不安なのは新ゲッター1・2とリリースされている現時点で新ゲッター3のリリース予定が微塵も無さそうだってこと。
いかな山口勝久といえど、カッコイイ新ゲッター3は無理なのか!?
下半身がキャタピラとかどう見ても可動部分少なさそうでリボルテック化しても面白くないのはわかるが…
三機揃い踏みさせたいので、どうか新ゲッター3もリリースしてください(夜空に祈りつつ終わる)。
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明日からはDDOに復帰予定ですが…まだWWクエも終わってないのはひょっとしてオデだけですかハハハ!