オカルト板「ハードなUFO議論モトム」スレ過去ログを読む



 2ちゃんねるオカルト板にかつて「ハードなUFO議論モトム」というスレがありました。
 このスレに、「エンジェル・パス」という名のコテハンさんがいまして、なんでも某県の公益財団法人が行っていたUFO調査に関わっていたとか。
 この人の書き込みがデバンキングっぽくて、面白かったなァ…といつも心の片隅に記憶していたのですが、気がつけばもう10年近い時間が経過している。
 資料としてエンジェル・パスさんの書き込みを(真偽はとりあえず措くとして)すぐ見れる形で保存しておいた方がよいと思い立ちました。
 私は幸いにも2ちゃんの過去ログを漁れる●持ちなので、「ハードなUFO議論モトム」スレの過去ログの中から、エンジェル・パスさんの書き込みまわりを抜粋してここにあげてみます。
 今回はエンジェル・パスさんが(おそらく)初登場する「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」から、試しに200レスくらいまでの部分でピックアップしてみます。
 前半での「あああ試験だってのに」、「試験終わったよ」というコテハンが144レス目から「エンジェル・パス」を名乗るようになります。
もっともトリップがついていないので、厳密には同一人物とは断言できませんが…(さらに恐ろしい事に、当時のオカ板はID非表示だったため、時間的に近い連続した書き込みでさえ、トリップ無しのものは同一人物の書き込みかどうかは厳密にはわかりません)。
 エンジェル・パスさんのものと判断できる発言の名前部分は赤色で表示してあります。


 「★ ハードなUFO議論モトム 2 ★」 http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1020937988/




6 名前:あああ試験だってのに 投稿日:02/05/09(木) 19:55
うー、試験前になるとこんなスレに書き込みしたくなる自分が悲しい。
前スレの後半、いくつかについて。
・開洋丸事件
これのレーダー上の遭遇は、意図的に企てられた誤認っす。
レーダー上に、ゴーストを作り出す電子戦の演習を意図的にやったんす。
また、船上から数人が見たという夜間の光球は、ECM積んで演習やってた軍用機の灯火っす。
レーダー情報とあいまってUFOに見えただけっす。
そのレーダー情報がECMされたものなんで、光自体はまるっきり軍用機のそれっす。

・前スレ972の墜落情報
まるっきりのガセでっす(その筋では有名っす)。

・ベルギー事件
ブリュッセルに本籍があるモーター付き飛行船のいたずらっす(裏取れてるっす)。
ちなみに、この騒ぎに乗じて、EU各国空軍がECMやら無人偵察機などの実験をさんざんやったっす。
この騒ぎを起こした飛行船の持ち主は、100万USドルでベルギー空軍にUFO事件の回答を売るとおどしをかけましたっす。


7 名前:あああ試験だってのに 投稿日:02/05/09(木) 20:00
続き
・文福茶釜理論
モトネタは、と学会じゃないっす。
と学会の人が公共の電波で話したんで有名になったけど、元は「東野圭吾」氏の小説です。
毒笑小説・怪笑小説のどちらかに収録されてまっす。

あともいろいろ書きたいよー。
くそう、試験さえなければー。


8 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09(木) 20:24
なかなか詳しいね。
6,7さん。

ECMポッドを搭載してた機体は何でしょうかね?
どこから飛来したんでしょうか?

F−16をスクランブルさせたベルギー空軍は
ECMの実験のことをしらんかったの?

ぶんぷくちゃがま論はパクリだったか。


9 名前:あああ試験だってのに 投稿日:02/05/09(木) 20:43
>>8
あれは、アルゼンチンの機体っす。
仮想対英軍の訓練ということでっす。
日本の艦船なら問題にもならないだろうというんで標的にされたっす。

ベルギー空軍が他国の実験を知ってたかはわからないっす。
けど、自国でもUFOウェーブに乗じていろいろやったみたいっす。
これについては、1996年12月17日に国防大臣ジャン・ポール・ボーンスレに向け、下院議会に質問書が提出されてるっす。
これは、真相解明すべき空軍が、UFOウェーブにかこつけて国民不在の実験をやったことはけしからん、という趣旨でっす。
デ・ブラウアー退役少将とかが、中心になって軍部の恥部を暴くという形の問題になったっす。
(北方領土の施設建設について、ムネオの関与・外務省の恥部を暴くというのに似ているっす)
けど、軍事機密ということで、一蹴されてしまったっす。

あと、パクりじゃなくて、「東野さんの小説で」という断りを最初はと学会は入れてたっす。
けど、いちいち入れなくていいと当の東野さんから言われたので、今は何も言ってないだけすね。


11 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09(木) 23:42
>>9

ごるぁ〜!
事件現場までアルゼンチンの機が飛んでこれるはずないだろが〜!



12 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/10(金) 00:38
>>11
海洋丸がどこで目撃したと思ってるんだ?
充分飛来できる範囲だぞ。
あの頃、訓練を自国沖でやったら洒落にならんから(フォークランドきなくさいころ)、ちょっと離れてやってんだよ。


13 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/10(金) 02:04
>>12

一回目の目撃とごっちゃになってるね。

レーダー観測は2回目。
ミッドウェーの西880マイルの海域で
アルゼンチンの軍用機が行動できるはずないだろうが〜ごるあ〜

これで6の他の情報の信憑性にも疑問が出てきたな。


15 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 09:09
>>13
12は私じゃないっすよ。
私が言ったのは、1984年12月18日の方の目撃でっす。
これは、アルゼンチン軍の演習っす。
このときは、レーダー目撃という話があまり出ず、船戸さんらの目撃証言だけが取り上げられてまっす。
これは、航海中ゴーストが何回も出てたんで、レーダーの信頼性があまりなく、いつの間にかレーダー目撃はなかったような話になってるんす。
逆に言えば、レーダー上何回も変なのが出てたという話から、UFO連想させるような下地が船の中で出来ていたとも言えるっす。

ちょうどいいので、1986年12月21日の第2回目の目撃についても触れておくっす。
このときは、目撃がなく、レーダーだけという話になってるっす。
しかし、目撃のちょっと前に、船員が上空を行く飛行機を見てるっす。
これはUFOとは関係のない話と思われて、文献とかでは無視されてるのが多いっす。
けれど、これが実は米軍の航空機であったことがキモっす。
第2回目は、米軍のECM演習の一つっす。
正確には、マルチプル・ターゲット・ジェネレーターによるディセプション技術演習っす。
これをやる部隊は、たまに硫黄島の自衛隊基地に立ち寄りますっすよ。

実は、水産庁所属の開洋丸に限らず、国費で結構なレーダーを備え付けた学術調査船つーのは、この手の演習のターゲットになることが多いっす。
日本の他の調査船も、結構これをやられてまっす。
大体は、先輩からの申し送りとか、帰港後説明されて納得するんすけど、数人ほどビリーバーらしき人・報道で目立ちたい人がいるとこうなるっす。
学術調査隊とはいえ、意外とそういう人いるもんす。
自衛隊もそうす。
朝鮮半島から上げられた怪しげな気球が、日本上空に飛来したのを雲の上で目撃。
こいつは事例が積み重なってはっきりわかってるので、帰投後説明を受けるんすけど、ビリーバー系の人がたまにいて、納得しないととんでもない話に変わっていくっす。
またパイロットが、酒保で一般隊員をからかって話しているのに、相手がビリーバーだったりすると鵜呑みにされるんす。
そうすっと、自衛隊内部の恐ろしい話というように広がっていったりもして大変す。

と、話がずれまして失敬っす。
あああ、試験どうしよう(泣)


16 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 09:16
>実は、水産庁所属の開洋丸に限らず、国費で結構なレーダーを備え付けた学術調査船つーのは、この手の演習のターゲットになることが多いっす。

追加っす。
これは、他国の軍用艦船にやると大問題になるんすけど、学術調査船なら(軍用には劣るが)そこそこのレーダー備え付けてるうえに問題にならないからで、日本所属の艦船に限らないっす。
もっとも、日本は一番やられやすいっす。
・科学技術の国と思われていて、レーダーもかなりの性能をもつものが多い。
・政治的にしがらみがない。
(昔、ソビエトの「学術調査船」にジャミング演習やった南米の某国があったんすけど、「学術調査船」とは名ばかりのスパイ船だったもんで、水面下で大問題になったこともあったりしたっす。日本はそういうスパイ船つーのがほとんどないんで)


18 名前:赤覆面 投稿日:02/05/10(金) 10:38
で、少し目を通してみましたが、
正直、このスレの主張がよくわからないです。
もう少し、身近なわかりやすい話しをしませんか?
日本に近年、起きたUFO・宇宙人事件の話しとか?
具体的に言いますと、
高知のUFO捕獲事件とか
山梨・甲府の少年たちによるキバの生えた宇宙人交流事件とか
東京・三鷹の老人ホーム大型宇宙人(2mはあったという)襲撃事件とか・・・
特に山梨の宇宙人事件は世界にも誇れる宇宙人遭遇事件だと思いますよ。


19 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 11:48
>>18
身近ってのがどんなのかわかりませんが(^^;
何せ、甲府の事件も高知の事件も、はるか昔っす。
近年とはとても言えないかと。

とは申しつつも、甲府の事件も高知の事件も質の高いのは事実っすね。
甲府の事件については、「何かがあった」んじゃないかと思うっす。
複数の大人たちも何かの物体を見ていること、ガイガーカウンターの使い方を知り、またバックグラウンド放射能の知識を持ってる教師が放射能測定をきちんとやって結果を出したこと。
それに、近年でも肩たたきされた少年たちの目撃証言があまり変遷していないこととからっす。
けど、三本キバの宇宙人という表現は少し疑問があるっす。
少し前に検証されてたんすけど、実は当時事件前、発売されたソフトビニールの怪人人形にそっくりのものがあるんす。
だから、ひょっとしてその宇宙人の部分は、何か記憶が混濁してるのではないかと言われてますっすね。
ただ、「何か」があったんじゃないか、とは思ってるっす。

高知の円盤捕獲事件については、まあいろいろいろいろあるっすよ。
私は真偽は半々だと思うっす。
調べれば調べるほど「何か」があった感じはするんす。
ただっすね、この騒動の中心人物が、手品が得意な人気者少年だったんすよ。
そんでもって、この人物は今、介良町の隣町で焼き鳥屋やってるんすけど、事件のことは「昔のことはどうでもいい」って話してくんないすよ。
そうすっと、何か胡散臭いものも感じられるんす。
けど、目撃者は、大人も含め結構な数に上ってるんす(報道された目撃者は、実は全部じゃないんす)。
また、ほんとに取材に嫌気が差してるだけかもしれないすし。
あとですね、実は高知事件の20年近く前に、テキサス州で同じような事件が起こってるんす。
これが日本に紹介されたのは、高知事件のはるか後なんで、少年たちが参考にできるわけがない。
とか、もろもろ考えると、これも「何か」があったのかなあと思えるっすね。


私的には、あと日航機長の目撃事件を合わせて、日本の3大事件かな、と思ってるっす。


あああ、全然準備してないのに、試験...


20 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 11:54
えーい、ついでだ。


日航機長の目撃事件は、一報聞いただけのクラスの木星説で否定という人が多いっすけど、木星じゃ説明なんかできないっす。
実は、あの貨物機の3人は、アラスカ到着後、アルコールと薬物の試験を受け、その後個別に事情聴取されてるっす。
でもって、アメリカ航空当局の調査の結果、「正体不明」とされ、正式にFAAの公文書に記載されてるっす。
一応ニアミスになるんで、クラスが及びもつかない徹底的な調査をされた結果なんすね。
だから、こいつも「何か」を見たんじゃないかな、と思うっす。


21 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/10(金) 12:16
>>19 >>20
なるほどですね。
しかし、わたしの言いたいのは
むしろ、このスレッドがUFO・宇宙人の問題を「物理的側面」からのみ議論しているように思えるんですよね。
例えば、限られた霊能力のある人物にしか見えないUFOや宇宙人、
超能力者によるUFO呼びや、バシャールなどの超能力による宇宙人との交信、
コンタクティーによる星間探索などの要素が抜けていると思うんです。
この地球にはさまざまなUFO・宇宙人が飛来してきていますが、
それらが全てわたしたち地球人のように物理的肉体・物質(つまり物質体)を持っているとは限らないわけです。
アストラル体・エーテル体といった希薄な物質で構成された者たちも多いわけで、
そういう側面からUFO・宇宙人を見ないと決して、この問題解決しません。
甲府に出現した宇宙人も一部の人たちにしか見えなかったのは
彼らがが「希薄な存在」だったからです。
もっと、視野を広げて問題に取り組むと良いと思います。


24 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 12:25
>>21
それはあなたがやってくださいっす。
霊能力や超能力者によるなんたらは、私はそれがあるという前提を証明できてないと思うので、言及できないっす。
ちなみに、それを完全な前提としての議論は、いわゆる電波さんの議論になると思うっす。

あと、コンタクティーと言われる人は、その全てが出鱈目、トリックだと私は思ってましたが修正しまっす。
その3分の1近くの人は、何らかの精神障害者らしいすね。


25 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 12:30
>>21
ちなみに、
>アストラル体・エーテル体といった希薄な物質で構成された者たちも
この意味がわからないっす。
その物質自体の存在も証明されてないっす。
それに希薄であっても物質ならば物理的側面からの議論はできるっす。
仮に物質でない精神的なものだというのであれば、それは不可知論の領域になるっす。
それをあるものと押し付けての議論は、やはり電波さんの議論す。
そうなると、「ハードな」ではなく「サイコな」スレッドっすよ。

本気でそれらが議論に値すると思うのなら、別スレの方がいいと思うす。



26 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 12:37
ついで

>甲府に出現した宇宙人も一部の人たちにしか見えなかったのは
>彼らがが「希薄な存在」だったからです。

基本的に、少年たち以外に目撃されなかったのは、単に位置的な問題と駆けつけにかかる時間の問題っす。
見える位置・時間にいたはずの人間は、証言によると少年たち以外にはいないっす。
だから、希薄な存在とかなんとかは、どっかの教祖さまか電波な人の言ってることだと思いますが、意味ないっすよ。
それに、本当に希薄な存在なら「肩を叩けた」のは不思議っす(笑)

けど、精神電波な人は、いかようにも回答と返してくるので不毛っすね。

21さんありがとうっす。
試験勉強に戻る気力が出てきましたっすよ(感謝)。


27 名前:赤覆面 投稿日:02/05/10(金) 12:40
>>24
わたし自身には実証できますね。
わたしもアストラル視力までは持っていますので幽霊や妖怪やUFO・宇宙人など、
霊能力のない人には見えない存在を見たり、聞いたり、話したりできるんです。
なによりわたし自身もコンタクティーですしね。
わたしだけではなく、わたしの知り合いにもたくさんいますね。
それが、何よりの実証です。

それとコンタクティーについてですが、わたしは何も全てのコンタクティーが
実際に物理レベルでUFOに乗り組んで宇宙行っているわけではなく、
アストラルトリップなどにより、アストラル体レベルでアストラル体レベルのUFOに乗り組んでいるんですね。
実際「私は毎晩、UFOに乗り組んで異星に行っている」と主張しているコンタクティーに
テレビ局が自宅に張り付いて監視したところ、本人が自宅にいることが確認されましたし、
アダムスキーやマイヤーなどの高位のコンタクティー以外は希薄な界層で宇宙に飛び出してるものと思われます。
ちなみにわたしもそうですね。
わたしの場合は密教の阿字観やカルラ観をしているうちに、自分の「内なる部分」を宇宙に飛ばせるようになりました。


28 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/10(金) 12:49
>>15

すいません、いくつか教えてください。

1984年の目撃の方で、レーダーに異常目標がとらえられた、という話の
ソースはどこですか?
目視された異常な光は、アルゼンチンのECM演習とどういう関係がありますか?

1986年のほうのECM機はどこからとんできたんでしょうか?
機種はわかりますか?
レーダー観測の前に航空機が船員に目撃されていた、という話のソース
を知りたいです。

試験のあとでもよいですから、よろしくね。


30 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 12:52
>>27
あなた自身に実証できても、他の人に説得的に実証できなければ、それはやはりサイコな議論っす。
あなた自身が実証したと言ってる内容は、精神病棟で話している人と区別つかないのが真相なんすよ。
ですから、あなたが信じている話はお仲間以外とは議論になり得ないですっすよ。

あと、これは老婆心ながら言うんですが、あなたのそのお話は、実生活では口外なさらないほうがいいっすよ。


32 名前:あああ試験だってのに[sage] 投稿日:02/05/10(金) 13:04
>>28
レーダーに異常目標は、直接私がレーダー係員に聞きました。
10年前の保存年限切れで破棄されているものと思いますが、レーダー再調整願いがメンテナンス用の綴りにあるはずということでしたっす。
それと異常な光(というか旋回行動)は、ジャミング(ECM)しながらミサイルロックをかける演習の一環だったと聞いています。
これはソースはちょっと言えないんですが。

1986年の方も、どこからどんな機種と言うのは試験後まで待ってくだされば引っ張りだしますっす。
硫黄島の戦時中防空壕の取材に行ったときのノートっすから、ちょっと掘り出すのは大変かもっす。
航空機の目撃は、私が直接聞いたことっす。

あああ、試験受かって資格もらわなきゃ、転職なんぞ夢のまたゆめ...


37 名前:これ知ってる?[?] 投稿日:02/05/10(金) 19:28
で、松島基地上空に現れたそのUFOってのがハチャメチャに巨大な
蛍光灯状で、しかも凄まじい光を放っていたそうです。
ちなみに、このUFOは真っ昼間に現れたため、相当数の学生と教官
が目撃しています。太陽の横でさらに激しく光り輝いていたという
ことだった。


航空自衛隊のパイロットが体験した極めて不思議な現象は、この
UFOが現れてすぐに発生しました。
あるT-2型機の操縦が完全に不能となったんです。そればかりか、
もっと凄まじいことが起こったんです。


みなさんご承知かどうか、T-2のロール操作はエルロンではなく、
どちらか片方のスポイラーを主翼上に立てて抵抗を増やし、ロール
するように設計されています。つまり、操縦桿を左に倒せば左のス
ポイラーが立って、機体は左に横転する。右に倒せば右のスポイラ
ーという具合です。民間機の場合、着陸直後に両翼のスポイラーが
立ってスピードブレーキとなりますが、胴体下面にエアブレーキを
持つT-2の場合、両方のスポイラーが同時に立つという場面は有り
得ないんです。


ところが、そのでっかい蛍光灯のようなUFOと出会って操縦不能に
なった直後、前席と後席の2名のパイロットは、そのスポイラーが
両方とも立ったのを目撃したんです。


しかも、飛行機は微動だにせず安定している。こんなことってある
のかと、彼らは呆気にとられていると、やがてその巨大な蛍光灯UFO
は彼方に去っていったというんです。


当然、松島基地としてはその目撃レポートを各パイロットに提出させ
るとともに、両スポイラーが立ってしまった機体を三菱重工の小牧南
工場に搬入して詳しく検査したんですが、まったく異常なしというこ
とだったそうです。

これ全部ホントの話。誰か空自の戦闘機乗りに知り合いがいたら聞い
てみたらいいよ。部内ではけっこう有名な話だからね。

というか、空自のパイロットでUFOの存在を疑っている奴はいないね。

長レスごめんなさい。


38 名前:これ知ってる?[?] 投稿日:02/05/10(金) 19:30
形状は棒状です。長さは松島基地の滑走路より長かったと言っていましたから
3000メートルは下らないでしょう。高度は2万フィートくらい。レーダーに
は一切映っていなかったそうです。
しかも、激しく発光していたため、その飛行物体の表面のディテールなどは一切
分からなかったそうです。空自の戦闘機乗りは上空で防眩バイザーをしていま
すが、それでも眩しくてじっと見ていられなかったそうです。
そうそう、蛍光灯UFO周辺には子円盤(というか、直径数メートルのボール状
の物体)数個が飛び交っていたそうです。母機と見られるその蛍光灯UFOが空
域から去っていく前に、格納(?)されたということでした。


これを証言してくれたパイロットは5名ほどいますが、このうち一名は現在某
民航でジャンボを操縦してます。残りはいまだに現役の自衛官です。彼らがそ
れを話すときの様子は、秘密を暴露するという緊張感はなく、「そんなことも
知らないの? こんなの当たり前ジャン」という感じ。
このほか、青森県の三沢基地、福岡県上空、大分県上空、沖縄上空など全国各
地で目撃談はいっぱいありますよ。

39 名前:これ知ってる?[?] 投稿日:02/05/10(金) 19:33
以下の話はパイロットの証言ではなく、要撃管制官の話。一般的にUFOはレーダ
ーに映らないといいますが、そうとばかりも言えないという話です。


要撃管制官とは、敵機と自衛隊機を会合させるために、レーダースコープを見な
がらパイロットに飛行方向の指示を与える職種です。全国各地のレーダーサイト
で24時間その任務にあたっています。ロシア機などのフライトプランの提出さ
れていない飛行物体が防空識別圏に侵入した際には必ず戦闘機を差し向け、警告
を与えます。いわゆる「スクランブル発進」です。


スクランブル指令は現場のレーダーサイトにいる管制官から発せられるのではなく、
データリンクで同じ映像を見ている中央の指揮官(中部航空方面隊だと埼玉県入
間基地の防空指揮所)から発令されるものです。
しかし、現場のレーダーサイトが探知した映像と全く同じかというと実はそうでは
ありません。実際の画面には「ゴースト」つまり、ノイズも含めた様々なエコーが
映じます。
サイトのコンピューターは、自動的にそれらの「ゴースト」を消去し、中央へ送信
するシステムになっています。コンピューターが「ゴースト」と判断する基準です
が、これは、「到底ありえない動きをするエコー」なんです。つまり、大気圏内を
マッハ20とか、30とかの極超音速で移動するエコーは存在しえない、として消
去されてしまいます。


ところが、ある要撃管制官いわく、この極超音速で移動する「ゴースト・エコー」
のなかに、明らかに人為的な規則性をもって移動する物体を見かけることは日常茶
飯事なんです。もちろん、中央の防空指揮所の連中は見ていません。ですから、彼
らの認識としては、「ああこれがUFOなのか」となるんです。じゃあ、なんで領空
侵犯を犯す可能性の高い飛行物体をアラート対象にしないのかというと、アラート
しても意味がないからです。追いかけられない飛行物体は、日本への脅威たり得
ないんです。


パイロット同様、要撃管制官もUFOは現実のものとして認識しています。認識して
いるけど、どうしようもないし、実際攻撃を仕掛けてきたことがないから無視し
ているんです。


102 名前:試験終わったよ 投稿日:02/05/18(土) 21:19
このスレの最初の方で、「あああ試験だってのに」というハンドルで書き込んでいたものです。
何か、しばらく見ない間にやっぱり電波さんに乗っ取られてしまったんですね...
とりあえず、このスレのいくつかにレスしておきますが、今からハードな議論をするのは無理みたいな気がしますので、撤退します。

>>37-39
自衛隊の話は殆ど都市伝説ですが、その話は興味があります。
出典がわかれば教えてください。
>>48
>ヘリコプターのすぐ側をキュィーンって飛んでいくやつ。
アメリカのサイトで、UFO画像を作ってみようというコンテストが行われました。
それで入選したCG動画です。確か賞金ももらってました。
>>75〜
レプテリアンとかは、全てガセですね。
真面目な研究者で相手にしているものはいません。
経緯は、翻訳されているものでは、ジャック・バレーの著書などがわかりやすいですね。


104 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/18(土) 21:27
>>102さんはUFO見たことあるん?


106 名前:試験終わったよ 投稿日:02/05/18(土) 21:34
>>104
撤退と言っておきながら...でも、いいかな?

私は見たことあります。
高校2年のときで、強烈な印象が残ってます。
でもって、それから関心を持ち、大学卒業後、某雑誌社(UFOとは関係なし)に就職しながら研究してきました。
兼任で、某財団のUFO調査に携わったこともありますです。


138 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/20(月) 01:38
>>106
>某財団のUFO調査に携わったこともありますです。

その財団は、どういった訳でUFO調査など始めたのでしょうか。
具体的にはどういった調査をされていたんですか?
今でもそれは継続してやっているのですか?
差し支えのない範囲ででもいいので、教えてくだされ。


144 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 10:09
試験のことはもう忘れたい(失敗でした)ので、ハンドル変えました。

>>138
某地方県の公益財団法人(根拠法は民法34条)による調査です。
あんまり詳しく明かせないのですが、青少年の科学普及を目的にしたまともな財団法人でした(って今もあるけど)。
実は、例のオウム事件の後、青少年がなんであんな似非科学・似非宗教にはまるのか、もっと正しい科学を啓蒙すべきではないか、という議論がありました。
それを受けて、似非科学・似非宗教を科学で解明し青少年に啓蒙しようという、しごくまっとうな目的をもって調査が開始されたのです。
もっとも、似非宗教の解明については、憲法21条1項の信教の自由との兼ね合いから、調査は行われませんでした。
そこで一応、科学に関すると言われるUFOと気功について、3年ほど研究が行われたのです。
メンバーは、既存のUFO研究家とかを排除し、目的に賛同してくれる(そして実費以外ほとんどノーギャラでやってくれる)まともな若手の科学者が中心でした。
私はその調査が開始されることを聞きつけて、参加させてもらったのです。



145 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 10:10
その結果、気功については殆どインチキということがわかりました。
UFOについては、結論はとても出せませんが、かなりのデータの集積と研究が進んでいたのです。
ただ、これらの調査は公表されておりません。

これらの調査結果がお蔵入りしてしまったのには、非常に馬鹿げた理由があります。
オウム事件直後は、財団理事でもこの調査に肯定的な人が多かったんですが、1年・2年とたち、オウム事件の印象が薄まるにつれ、反対論が優勢になったのです。
その一つは、青少年への科学の啓蒙という目的には合わないのではないか、というもの。
端的に言えば、そんなわけのわからない調査ものは、財団の目的に合わないんじゃないか、ということでした。
あと一つは、財団理事に見返りが全くない、ということでした。
通常業務としてやっていた、パンフレット・リーフレット・各種冊子の作成・販売や、科学教材の頒布納入等であれば、理事にはいくらなりともリベート等で、かなりの見返りが見込めるのです。
ですが、UFO調査は手間もかかれば時間もかかる、その上に物質的見返りが全くない。
大物科学者でもいれば、理事の政治的宣伝にも使えたのでしょうが、そんな科学者は見向きもしてくれず...(ギャラの問題もありましたしね)。


146 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 10:11
決定的だったのは、公益財団法人であったこと。
つまり補助金をもらっていたんです。
で、この手の擬似科学を毛嫌いする議員から、「補助金貰ってこんな調査やってることを、議会で質問するぞ」とちょっと脅しが入ったとたん...即中止が決まりました。
でもって、こんな調査が行われたこと自体、封印。お蔵入りが決定したんです。
(気功・UFOの次は超能力が予定されていたので、ほんとに残念なんですが)
残念ながら、集積したデータ・研究結果は、各個人が持っていたもの以外焼却されてしまいました。
(理事たちにしてみれば、データよりは、旧会計帳簿の焼却廃棄の方が関心事だったらしいですが)

もっとも、お蔵入りしたのは財団の「公式の」データです。
私どもが個人で保管していたデータそのものは、データとして生きています。
出自を明かすことができないので、信頼度は相当に劣るとは思いますが(ですが、一般のムー的書籍に比べれば、段違いの信頼性があると思っています)。
現在、その調査に参加した若手科学者たちを中心として、調査結果をまとめ・補完し「有志のグループによる調査」として本にして発表する計画があります。
元の財団法人との関係とかがややこしい上に、みんな片手間にやっているので、遅々として進んでいないのが実情ですけれども、一応2年後くらいには出版したいと思っています。
その際には、みなさん、買ってやってください(最後、宣伝になってしまい、すみません)。



147 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 11:03
UFOの研究の具体的内容についても、ちょっと触れておきましょうか。
最初はメンバーの顔合わせも兼ねて、調査方針について数度会合を開き、分担を決めました。
メンバーは、先にも触れたとおり、財団法人がある地方の若手科学者が主体でした(他に財団顧問の若手弁護士や、私のような雑誌社勤務の記者も数名)んで、内容は実に科学的・実証的なものでした。
まず、研究方法論については、基本的には裁判的法学アプローチが使われることになりました。

これは目撃事例の性質に鑑み、立証責任をきちんと分配し、その上で個別的に分析していくアプローチです。
UFO目撃事例については、「それが本当に目撃されたのか」及び「目撃されたものは何か」を、人証(目撃者など)と物証(写真・ビデオなど)で証明していくことになります。
お分かりのように、これは犯罪の証明に酷似しています。
犯罪については、「その犯罪がほんとうに行われたのか」及び「犯罪の内容は何か」を、人証(被害者や目撃者)と物証(凶器など)で、証明していくことになるのです。
したがって、目撃事例について、人証と物証について、それぞれ一定の基準をつくり、分析していくことになりました。


148 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 11:04
また、最初に立証責任の分配がはっきりと定められました。
「〜がなかった」と立証することは「悪魔の証明」と言われ、殆ど不可能です。
このことと人権に配慮して、犯罪においては、「犯罪が立証できなければ」被告人は無罪です。
UFO事例においても、「本当に目撃されたか」・「目撃されたものは何か」につき、証明責任はそれを言い立てるものにある、ことがはっきりと確認されました。
(この辺、肯定論者がかなり甘いところです。「宇宙人の乗り物とは否定できない、だから宇宙人の乗り物の可能性がある」という論理は、本来成り立ちがたいのです。
この場合、立証責任は宇宙人の乗り物と言い立てる側にあるのですから、「〜という理由で、宇宙人の乗り物だ」という論理でなければならないのです。
なんとなれば、「〜とは否定できない」というのが成り立つなら、「〜」の部分に何を入れてもよくなり、そうなると議論が無限に拡散してしまうからです)

最初に決めたこの裁判的法学アプローチ方法論による分析は、本当に役に立ちました。
凶悪殺人事件で、「まさかあの人が人を殺すなんて」と言われることがままあります。
UFO目撃事例でも、「まさかあの人がトリックを使うなんて」という事例が多いこともよくあったのです。
(ま、ほとんどは誤認でしたが。もっとも、殺人よりUFOの方が、犯罪ではないだけに、気軽に適当に虚構を言われる率が高いでしょう。)



149 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 11:05
次に情報の収集方法が定められました。
まず、既存の調査研究情報の収集。
国内・海外を問わず、財団のお金で文献を収集すること(これが後に購入の証拠となった帳簿の焼き捨て(=改竄された新帳簿の作成)につながってしまうのですが)。
当時は、インターネットなど一般にはぜんぜん浸透していなかった(まだWin95以前です)ので、その収集は結構苦労しました。
若手科学者の海外の研究仲間に買ってもらって送ってもらったりとか...
それと、追試・実証研究の例として、財団のある地方での目撃事例の収集です。
これは、新聞社やテレビ局、天文台や空港、気象庁出先機関などに「何か目撃情報があれば通報してくれ」と連絡しました。
財団の調査研究となれば結構身構えられてしまうので、興味のある研究家がいるというので便宜を図っているということにしてもらいました。
警察や自衛隊からも最終的には報告事例が届いたので、3年で350件ほど集まりました。
(ほぼ、3日に1件程度。かなり多いなと思いましたが、やっぱり殆どが誤認でした)
それと、私や数人の記者は、結構あちこちに仕事で取材に行くので、行った先で暇を見つけては有名な事件の目撃者にアポイントをとったりして話を聞いてきました。



150 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 11:06
これらの文献や情報の収集、目撃事例の分析は結構大変です。
専任の職員がいるわけでもないので(経費事務はやってもらえましたが)、3年かけてようやくやり方が確立したかなというところで...中止になりました。
これが続いていればなあー、と今でも思っています。
個人でも、またその時の仲間たちの間うちでも、ちまちま調査はやっていますが、お金の援助と文献やデータの集積事務局があるのは、ぜんぜん効率が違うんです。

さて、この研究の結果、いくらか日本(というか財団のある地方)のUFO目撃事例について、アメリカと比べ、面白い特徴がわかってきました。
アメリカでは、誤認のかなりの部分を「広告用飛行機」が占める。しかし、日本では殆どない。
(当たり前ですね、そんな存在自体あまりないですから)
・日本人は、気球やアドバルーンの誤認率がアメリカに比べ、いくらか高い。
(どうも、アメリカほど飛行機を利用しないため、空中で変形した気球を見る機会がないことに起因するようでした。気球は、空中で変形すると円盤形になることがあり、また風の影響で信じがたい挙動を示すことがあるのですが、見分けられる人はほとんどいませんでした)


151 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 11:06
アメリカに比べると、光球の目撃はそんなに変わらないが、いわゆる炎球の目撃率が非常に低い。
(一つの推測ですが、遠距離で比較的大きいと思われるものでも、日本では「人魂」とされることが多いようなんですね。)
・1年の中で、周期的に目撃率が変わり、それは各年でかわらない。
(夏休みに子供たちが自由研究で星空を眺める時期と、お祭りで空を眺める時期はやっぱり増えるんですな)。

などなど...それでもやはり9割以上は誤認なのはアメリカと変わらなかったです。

ずいぶん長いこと書いてしまいました。
長文でスレを荒らしていないか心配ですので、ぜひ、ご容赦くださいm(_ _)m


152 名前:UFO目撃者(仮)[sage] 投稿日:02/05/20(月) 12:32
>エンジェル・パスさん
なかなか興味深いお話でした。
UFOの「変形した気球の誤認」というのは、個人的な長年の疑問への解決の
糸口になるかもしれません。
気球が変形した場合、縦に長い形に変形することはあるのでしょうか?


153 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 13:39
>>152
はい、端的にいって縦長に変形する場合もあります。
気球やアドバルーンは、想定高度というのがあります。
その想定高度以下ではちょうどいい感じになるのですが、何かの弾みで想定高度以上にあがった場合、外側が想定気圧より低いため異常に膨張することがあります。
そうすると皮の材質により、中の気密された空気が漏れ始めます。
で、風やなにかの関係で高度が下がってくると、しぼんだ風船になるんです。
しかし地上と違うのは、上空は非常に強い風が吹いているということです。
そのためしぼんだ風船(=下がってきた気球)は、風の影響で平たい円盤型になることが多いのです。
そしてあんまりないのですが、強い上昇気流や下降気流に巻き込まれると、縦型にもなります。
(ウインド・シアのように部分的に強い気流が発生することもありますし)

また、気球は多く外側が白色もしくは銀色です。
これは太陽熱を反射させるため(黒色等だと太陽熱を吸収し、内部の気体が膨張して影響がでる)です。
しかし、これが太陽光を反射すると、金属外皮に見えてしまうことが多いのです。

最近の日本の気球は、材質が優れているので、あんまりこういう状況になることはないのですが。
しかし昔の気球や、今でも安いアドバルーンの係留索が切れて上空にいったりすると、こういう状況になったりします。
また、70年代から、継続して朝鮮半島北部から質の悪い観測気球が流れてきていますので、その誤認も多いです。

これで一応の回答になりましたでしょうか。


155 名前:UFO目撃者(仮)[sage] 投稿日:02/05/20(月) 14:21

>エンジェル・パスさん
かなり参考になりました。ありがとうございます。
気球が銀色に近い色をしているというのが、さらに私が見たものと符合します。
私が見たUFOは灰色ぽい色で、大きさは縦が2m〜3mほどの調度ドラム缶
のような形の飛行物体でしたから。
それほど高くない位置を音もなくぐるぐると旋回していたのは、思えば何らかの
気流に乗った気球だったのかもしれません。


157 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 14:38
>>UFO目撃者(仮)さま。

年代と地方がわかりますでしょうか。
この手の銀色変形気球の目撃例は、70年代から80年代初頭の日本海側全域に多く見られています。
ただ、それほど高くない高度というのが少しひっかかります。
この時代の日本海側に流れてきた朝鮮半島の気球は、材質があまりよくなく皮が重い。
そこで、低高度になるとすぐに落ちてしまうのが多かったんです。
結構な高度の強い風のときにはよく誤認の元になったんですが...
それに低高度だと、金属外皮と見間違えることもあまりないんです。
だから、お話だけでは気球とは言い切れないかもしれません。


160 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:02/05/20(月) 14:45
>>エンジェル・パス氏
貴方の話はとても興味深い。
で「9割以上は誤認」とあるが、残り1割以下の話をお聞かせ頂きたく候。


161 名前:UFO目撃者(仮)[sage] 投稿日:02/05/20(月) 14:51
自分が奇妙な飛行物体を目撃したのは一度限りです。
目撃者が私を含めて3人いたのですが、目撃状況が特殊で
あまり他人に信じてもらうことができませんでした。
それはその物体が発見当初、電柱のてっぺんにまるで鳥のように
とまっていたからです。その後私たちが騒いで近寄ったところ、
まるで意思をもった動物のように飛び立ったのです。
しかし、それ以外に奇妙な点はありません。
その物体はよく聞くUFOのように変な飛び方もしていませんでしたから。


163 名前:赤覆面 投稿日:02/05/20(月) 14:55
>>158はわたしです。

それで、日本古来のUFO事件の逸話に関してはどうですか?
徳川家康に会見した肉人の話しや常陸の海岸に漂着した女性宇宙人の話しも興味深いのですが、
今回取り上げるのは、お伽話しとUFO・宇宙人事件です。
日本の、ぶんぶく茶釜、猿カニ合戦、桃太郎、浦島太郎、竹取物語、金太郎などのお伽話しは
日本古来のUFO事件を取り上げたものと思われます。
「鬼」というのは当然、悪玉系の宇宙人を意味していて、主人公達を助けてくれるのは善玉の宇宙人です。
竹取物語はかぐや姫が本当に月の姫だったかはわかりませんが、太陽系内の宇宙人と地球人の交流話しですよね?


一番、興味深いのがやはり浦島太郎の説話です。
浦島太郎の原典の一つ、「丹後国風土記」には浦島がおじいさんになったとか、亀を助けたとか、
龍宮城に行ったとかいう話しはありません。
ただ、浦島子という漁師が海岸で亀姫という美女に出会い、
彼女等の住む神仏の里が目隠しをされている間に瞬時につくほど近くにあることや
そこにはプレアデス星やアメフリ星からやってきた人たちがいる事なとが書かれてます。
これは現代のアブダクションにも通じるもので、浦島の体験はアストラルレベルのもので、
自分の中の希薄な部分を分離させて他の星に行ったのだと思います。
現代のアブダクションも実は物理レベルのものが少ないのと似ていますね、


165 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 14:58
>>160
うーん、不明の残り1割以下の話ですか。
概略でもいいですかね?
細かいことを書くと、差しさわりがでてきたりしますんで。
それでもいいならいくらかは書けますが。


167 名前:赤覆面 投稿日:02/05/20(月) 15:05
>>162
今は時間がないですが、
わたしは意識的にアストラルトリップをする事ができます。
眠っている時には意識しなくても、わたしの中の希薄な部分が分離しますが、その時の体験だけではなく、
少し荒行をして、白い清潔な服を着て神壇の前で精神を統一し真言を唱えれば、わたしの中の希薄な部分を宇宙に飛ばせます。
水星や金星に行く事もできます。
そこにはアダムスキーが言われる通りの世界が広がってます。
美しい姿と心をした宇宙人と争いの無い平和な社会、
そして点空にはUFO(いわゆるアダムスキー型円盤)が飛び回ってるのを見ることができます。
美しく理想的な世界です。
いつまでも、ここにいたい程、居心地の良い世界ですが、わたしも社会人、いつまでも居るわけにはいかないのですね。
帰ってくる時はなんだか一瞬です。
>>163で書いた浦島の体験もそんな感じだったのでしょうね。
それでは


168 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 15:07
>>161
電柱の上から飛び立つ気球というのは聞いたことがないです。
気球であって電柱に止まれば垂れ下がるだけで、風だけで上空に運ぶのは内部気体が相当残っていなければ物理的に殆ど無理です。
また、それだけ内部気体が残っていれば、電柱の上まで下がってくることはないでしょうし...
お話だけからは、気球ではないように思われます。

>>163
精神がどうの、という話ならちょっと勘弁ですが、昔話なら...
このうち、徳川家康と会見した肉人、というのは事実がちょっと違うでしょう。
お城に降りてきたのを捕まえようとしたら逃げられた、というのですから「会見」というのは..


169 名前:UFO目撃者(仮)[sage] 投稿日:02/05/20(月) 15:09
主観的な目撃話しだし、記憶が曖昧になっているうえに
写真などの証拠も残せなかったので、信憑性がないと思われ
ても仕方がないと思います。


170 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 15:13
>>167
相当自己暗示にかかりやすいようですね。
一度、精神科でカウンセリングを受けられては...
もとい、昔話でいくらかUFO神話に関係ありそうなのは(お話として)竹取物語くらいで...
あとは、どの国にもある昔話(中国起源のものも多い)でしょう。


172 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 15:20
>>169
簡単に言えば、私たちのやっていた調査からは、複数目撃者というのはかなりポイントが高いです。
また電柱の上、ということであれば、かなりの至近距離で誤認の可能性も低いと判断されるでしょう。
本当は、個別面談や、実際に目撃地点に行って詳しい調査をしなければなんとも言えないのですが。
いわゆる、本当の「未確認事例」に入る可能性もあると思いますよ。


176 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:02/05/20(月) 16:00
エンジェル・パス氏の、
>お祭りで空を眺める時期はやっぱり増えるんですな)。
ここがわからん。
普通お祭りで空眺めるかあ?


178 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/20(月) 16:16
>>176
えーと、お祭りに限らず、運動会とか体育大会とかの屋外競技大会でもいいんですが。
天候が気になって、よく空を眺める時期、と思ってくださればいいんですが。


179 名前:160[sage] 投稿日:02/05/20(月) 16:43
「んなもんある訳ねぇだろゴルァ!」みたいな、頭から決めてかかる態度じゃない
エンジェル・パス氏に、更に残り1割以下の話を聞きたくなってますがな。

ええ。差し障りがあると言うのなら概略だけでも。
「ハードな」だったら、本来こっちが本道でしょうが。デムパじゃなくてさ。


205 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 16:58
>>191
どんな試験かはちょっと勘弁してください...(溜息

>>179
じゃ、ちょっとだけ概略を。
えーと、文献に残ってる有名な事例や海外事例は省いて、私たちが実証研究した実例でいきますね。
これは350件ほど集まったんですが、そのうち50件ほどはデータ不足で、そもそも分析さえもできないものでした。
残りの300件ほどのうち、280件程度は誤認とはっきり確認できました。
やはり星や雲、人工衛星や航空機・観測気球、火球や流れ星(スペースデブリの落下を含む)、正月の糸の切れた凧などが多かったですね。
写真に収められたものでは、数例明らかにトリックとわかるものがありました。
(デジタルカメラが普及した現在では、この手のトリックはもっと増えていると思います)
変わったところでは、夜間のスペースシャトル(結構見えます)というのがありました。
(これは最初該当の人工衛星がなく検証に苦労したんですが、何のことはない、新聞に軌道要素が載ってました。灯台もと暗し。)
また、蛍光塗料が塗られたペットボトルロケットの誤認、雲に映ったラブホテルの宣伝用サーチライトの誤認(これは新聞にも載ったと思います)というのもありました


207 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 16:59
問題は、最後までわからなかった20件ですね。
これは、大きく2つのパターンに分かれました。
1つは、白っぽい光を放つ光球という事例です。これが半分の10件ほど。
電力会社の社員から、山中の送電線の近くを光球がゆっくりと漂っていくのを見たという報告があった事例が、典型的なものです。
また、深夜の海上で光球が上がったり下がったり、また急激にターンするなどおかしな動きをしていたという、漁船からの目撃事例などもありました。
思うに、これらは何らかの未知または未解明、若しくは同定できなかった自然現象・気象現象だったと思われる節があります。
前例の電力会社の事例でも、既にその電力会社の中では、目撃しやすい送電線というのが噂になっていました。
そして、その送電線は例外なく畑や山中のオゾンが発生しやすい場所にあって、目撃も大体湿った早朝が多かったのです。
また、海上の例でも、その数日後には目撃場所近くを震源地とする地震がありました。
最近の調査では、地震が近くなるとオゾンやイオンが通常値を越えて発生することが知られています。
ですから、まだ解明できていないだけの自然現象じゃないかな、と思われます。
が、確認できない以上、「未解決事例」ですね。



208 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 17:01
さて、2人は物体が飛び去ってしまってからも、まだアクセルを踏んだまま、街の方へ逃げました。
そして...県道脇でねずみ取りをやっていたパトカーの前を通り過ぎました。
もちろん、パトカーはすぐに発進して非常灯を回し、停止を命じました。
と、パジェロはすぐに急停止して、2人はドアを開けパトカーの方に駆け寄ってきたそうです。
そのときの警官によると、スピード違反で停止を命じられた人間で、
「あれほどおびえている人間が、自分たちをみてあれほどほっとした表情を見せたのは、初めてだった」そうです。
警官は、何か犯罪に巻き込まれたのか、または暴走族が追ってでもきているのかと思って即座に県道の反対側を眺めましたが、異常なし。
そこで、切符を切る前に、2人にまず事情を聞くことにしました。
で、おびえている2人からだましだまし事情を聞いてもやっぱり半信半疑です。
ではまず、その森の方へ行って見ようと考えましたが、2人が絶対に嫌だと拒否します。
そこで無線で応援を呼び、応援パトカーがほどなく着いてから2人を応援のパトカーへ移し、問題の森の方へ向かいました。

問題の森に着いても、パジェロが急発進した跡はわかりましたが、それ以外には特に異常ありません。
その旨無線で報告して戻ろうとしましたが、逆にもっと先に行って山腹の村の駐在所に寄れ、との指示がありました。
交通警官に対しての指示としては、内容がはっきりせず要領を得ないので変だと思いましたが、指示通り村に行くと、駐在所に何人か村人が固まっている。
田舎は夜が早いのですが、夜遅くまで起きていた数人の村人が、やっぱり大きな光る金属製のパンケーキを目撃して、不安になって駐在所に集まってきていたのです。
また、そこの駐在所の警察官も、はっきりと光る銀色のパンケーキを目撃していました。
結局、交通警官らは、駐在所の警官と一緒に、明け方までその駐在所で不安な村人の相手をしていることになったのです。


209 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 17:03
順番ミスりました。
207と208の間にはこの文章が入ります。

さて、一番困ったのが、最後の最後の10例ほどです。
これは、私どもも本当にわからなかったので、ちょっと差し障りのない程度に事実を書くのみにして、みなさんの判断にお任せします。

まずは、私どもが冗談で「美女と野獣事件」と言っていたやつです(笑)。
事件は、地方のちょっと大きな中核都市のベッドタウンと、山中の辺鄙な過疎村をつなぐ県道で起きました。
ベッドタウンとは言え、少し外にでれば見晴らしのよい平野で、延々と水田と少し森があるくらいで、その中を県道が一本走っているだけです。
またその県道が繋いでいる小さな山の中腹にある小さな村までは、民家も何もないのです。
ある7月の夜遅く、その県道からちょっと外れた森の中に、若いカップルがパジェロを乗り入れ涼んでいました(ま、何をしていたかは詮索しないことにしましょう)。
晴れた夜で、星明りが綺麗でしたが、月は出ていませんでした。
まあ、いろいろやっていたのでしょうか、あまり周囲に注意を払っていなかったそうです。
(わざわざ周囲から見えないところに乗り入れていた、ということです(^^;)
しかし、ふと気づくと、周囲が少し明るい気がする。
なんだろうと思い、注意してみると県道の街側の方から明るい光が近づいてくる。
車かなと思ったんですが、あんなに明るいヘッドライトは見たことがないし、それより何より音がしない。


210 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 17:04
変だなー、変だよーといいつつ2人が運転席と助手席に戻ってフロントガラスからよく見てみると。
その光は、県道の10メートルくらい上を、道に沿って飛んで来ているのがわかったそうです。
スピードはそんなに速くないんですが、ゆっくりゆっくり近づいてくる。
だんだんと近づいてくるにつれ、その光は、大型バスくらいの直径で、また大型バスくらいの高さを持つ、パンケーキのような銀色の物体がゆっくりと回転しながら発光しているのがわかったそうです。
不思議なことに、最初見たときはあんなに明るいヘッドライトは見たことないと思ったのに、近くに来たときはそんなに明るくなく、直視できたそうです。
で、その物体を見ながら、何だろう何だろうと二人でいいつつ、森の横の県道に沿って飛んでいくのをじっと見守っていたのですが。
森の横に来たとき、いきなり物体が方向を変え、森の中の自分たちの車の方に向かってきました。
そして自分たちの車の上に来たと思ったときに、物体はウィーンというなんとも言えない妙な音を立て、眩しく発光し始めました。
その時、それまでも何となく怖いなあと思っていた2人は、いきなりパニックに襲われ、男の方が車を急発進させて、県道に出て街の方に素晴らしい速度で逃げ始めました。
ところが、その物体が眩しく光ったまま追ってくる!!
もう、2人は半狂乱になってアクセルを踏んだそうです。
そのまましばらく逃げ、ようやく街までもう少しとなったときに、物体は急に反対方向へ飛び去ってしまったそうです。


211 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 17:05
これ以下が208の後ろに入ります。

私たちは、知合いの警官からこんな話があったよ、と聞きました。
そのときには、すでに事件から3ヶ月が過ぎていたのですが、もちろん調査です。
まず、該当の警察に行き、署長と折衝の上「どこの警察かわかるように公表しなければ」との条件で許可をもらいました。
該当の警官・応援の警官の話を個別に聞いて、各人の話に齟齬がないことを確認しました。
また、結局村で夜明かしをするはめになった警官の給与明細から、確かに当該警官が当夜、村に行って当初範囲外の終日勤務をしたため、規定の割り増し手当てをもらっていることを確認しました。
それから、目撃者の2人の身元を教えてもらう交渉です。
なぜ、素直に教えてもらえなかったかというと、まずは個人のプライバシーの問題。
そして、当夜の警察の対応の問題があったのです。
実は、警察は当夜の2人の速度違反について、余りにも可哀想だということで、違反切符を切っていなかったのでした。
(技術的には、測定装置の誤作動ということにしたそうでした。
まあ、60キロ制限の道を、150キロ近くで吹っ飛ばしていたそうですから、誤作動としても納得いきやすいですね。
警察が、どこの警察かわかるように公表するな、と言ったのはこういう訳もあったんですな)
結局、警察が2人に連絡を取り、2人が教えてもよいといった場合のみ教えてもらうことになって、結局「よい」ということで身元がわかりました。



212 名前:エンジェル・パス[sage] 投稿日:02/05/21(火) 17:06
まず、男の方に面会し、話を聞きました。
がっちりとした地方公務員で、話の中身は理路整然。
次は2人を伴って、現地の調査をしたかったのですが、彼はガンとして嫌がります。
聞けば、事件以来、その道さえ一度も通っていないそうです。
しかし、説得の結果、しぶしぶ昼間ならということで了解を得ました。
で、彼が彼女を呼んでくれたのですが...これが、目の覚める美少女じゃないですか!!
(事件名の由来がわかりましたね?こんな美少女が深夜、誰もいない森の中で...というのはおいときます)
で、まず彼女の話を聞き(個別聴取ですから、これは楽しかった)、昼間現地の検分をし、変則ですがそのデータに基づき、夜にもう一度私たちだけで調査しました。
その後、しばらくして山腹の村に行き、事情聴取。
(すぐには行けなかったのは、私たちにも仕事があるからで...)
全員の話に齟齬がないことを確かめ、調査を終了した次第です。

結局、この事件について、私たちは解答を出すことはできませんでした。
写真などの物証はありませんが、複数の目撃者がおり、それぞれの話に齟齬がない。
また、職務上関わった警官により、傍証も固められている。
しかし、肝心の物体の正体がまったくわからない。
(既に星やらなんやらの誤認の可能性は調べつくしてあるんです)
さて...私たちはこれを「未解明事例」に分類しました。
みなさんは、これをどう判断しますでしょうか。
これほど見事ではないですが、似たような事例が3年で10件ほどあったのです。
私が「未確認事例」について、いわゆるビリーバーという肯定派には断じてなれませんが、完全に否定派になることもできないわけがわかりましたでしょうか。
また、長くなってすみませんでした。




 以上、とりあえず212レス目までのエンジェル・パスさんの書き込みと、それに関連する書き込み・レスを抽出してみました。
 単純にレス順で抽出しているので読みにくいかもしれませんが、ご容赦を。

「Wonders in the Sky」誘拐事例を紹介してみる

 まだイントロダクションが全部終わってませんが、ここで唐突に、実際の事例をちょっと紹介してみます。


 NO.312.1700年8月、フィンランド東部Sahalahti 「円盤による誘拐」
 カテゴリー:未確認の空中物体、正体不明の存在(単独)、誘拐


 Sahalahtiの村の上空に円盤(disk)が浮かんでいるのが目撃された直後に、Tiittuと言う名の、鍛冶屋の老人が行方不明になったと言い伝えられている。Tiittuの息子は彼を探したところ、「熊」のような存在に遭遇した。「熊」は彼が何処に行ったのかを息子に語ったという…


 ある日、Tiittuが森へ向かった後、村人たちは村の上空に大きな円盤が浮かんでいるのを目撃した。円盤は動かずにしばしの間浮かんでいたが、やがてTiittuの向かった方角へと飛び去っていった。村人たちは、これは世界の終わりのしるしであると信じ、恐れた。


 村人たちは二日間、家の中で祈り、聖歌を歌い、己の罪を告解し続けた。三日目にようやく村人たちは落ち着きを取り戻すと日常生活に戻った。Tiittuはまだ村に帰ってきていなかったので、村人たちは捜索を始めた。Tiittuの息子は、森の中で突然、大きな熊のようなものに出会った。熊のようなものは、去り際にこう語った―
 「恐れずともよい。お前の父を探すのは無駄なことだと教えよう。虹のような『空の船(sky ship)』を見たはずだ。お前の父を、お前たちよりも高位の種族が住まう、、よりよい天空の異界へと運んで行った。おまえの父はそこで安らかに暮らし、故郷を懐かしがることもない」
 そう言うと「熊」は消え去り、村人たちはTiittuの捜索をやめてしまった。


 Sahalahtiの人々は皆、この謎めいた事件について語り合った。新任の司祭は教会で「この話は罪に満ちた妖術(witchcraft)であり、酔っ払って気の狂った者の想像力を示しているに過ぎません。ですから、この話のことは忘れてしまいなさい」と説教した。


 出典:フィンランドの研究者Tapani Kuningasがフィンランドの雑誌Vimana(No.3-4,1967)に寄稿し、後に彼の著書「Ufoja Suomen taivaalla」(Kirjayhtyma ,Helsinki,1970)に収録した事例。彼は、この物語がフィンランドの東部にあるSahalahtiに伝わる話だと主張しているが、現存しない一通の手紙しかその証拠はないという。


 以上、312番目の事例でした。
 円盤の飛来、鍛冶屋の老人が行方不明に、捜索する息子の前に大きな熊のような何かが現れて人語を話す、とストレンジネスの連打ですね!いやー、ええ話聴かせてもろうたわ!

ところで「熊」が言っている「虹のような『空の船』」というのは、冒頭で村の上空に浮かんでいた円盤(disk)のことだと思うんだけど、虹のような円盤……いやなんとなく言いたい形はわかるンだけど。

 円盤の飛来を「世界の終わりのしるし」であると村人が受け止めたり、「熊」が語る「よりよい別世界」のイメージとか、全体的に宗教的な文脈でストレンジネスを解釈しているお話ですね。最後に教会の司祭さんがそういう解釈を否定して終わるのを含めて。現代のETH派のUFOマニアが解釈するとしたら、熊型宇宙人が鍛冶屋の老人を誘拐して、ご丁寧に息子に「もう探さなくていいから!」と忠告して去って行ったってことですかね。もっとも、そう読み込んだところで、登場する「存在(entity)」がなんで「熊」なのかというところはスッキリしないわけですが。この地方では熊に対してどんな民俗学的な意味があるのか?というのがちょっと知りたいところなんですがね。
 日本だと「神隠し」という文脈で捉えられるような事例ですが、全体的に情報が少ないこともあり、奇妙さが残る話です。


 『Wonders in the Sky』読書メモ、次回はまたイントロダクションに戻ると思います。

「Wonders in the Sky」読書メモ4

イントロダクション(続き)
エイリアンとの遭遇:人類の最も古い物語


ポップ・カルチャー(大衆文化)の文脈でのUFO研究では多くの「専門家」が、「空飛ぶ円盤」の訪問が第二次世界大戦の後に始まったと主張している。1947年6月24日に、アメリカ人の事業家にしてパイロットであったケネス・アーノルドがワシントン州レーニア山の上空で未確認飛行物体の編隊を目撃したことから「空飛ぶ円盤の時代」が始まった、という主張はUFO関連の書籍やテレビのドキュメンタリーでおなじみである。熟練した研究者の中には、(根拠を述べずに)UFO現象が現代の歴史的な出来事―あるアメリカのライターの言葉によれば"どうやら二世紀以上古いものではないらしい"―であることは自明の理だとする立場を取る者もいる。この「円盤の時代」という概念は、UFOは地球外知的生命体の宇宙船で、地球を研究又は監視しようとしてやって来ており、恐らくは広島や長崎の原爆がそのきっかけなのだろうという考えと密接に繋がっている。


 対照的に、もしこの現象がとても長い年月の間、変わらぬ姿で存在し続けているとしたら、単純な「ETの訪問」というシナリオで説明するのは難しいことになる。実際、多くの文献資料は、目撃報告の本質がはるか古代からのものだということを示している。カナダの研究者マイケル・パーシンガー博士は、アブダクションを扱った最近の著作で自らの所見をこう述べている―
"何千年もの間、既知の全ての文化で、ヒューマノイドによる「訪問」現象について普通の人々がそのあらましを報告し、またしばしば繰り返してきた。この事実は、経験についての心理学的な構造に永久的な変化をもたらした。「メッセージ」が社会構造を変革しようとする宗教的な運動へと人を導くようなものであった場合、その存在は神々であると理解されるようになった"


 歴史学の成果は、この主張の最後の部分を補強している。Incognita誌の編集長であり、またシカゴ大学の宗教史学の教授でもある、ヨアン・ペテル・クリアーノ教授は『Out of this World: Otherworldly Journeys from Gilgamesh to Albert Einstein』(Boston:Shambhara,1991)と題された著書の中で、UFOとアブダクションが地球外の存在によるものだという説は、人類の最も古い物語であることを、明確に述べている。クリアーノ教授は、民族記号論(ethnosemiotics)に基づいて、"人類は、文字を持つよりずっと前から、異世界と関係を持っているという信仰を持っている"ことと、"人類の最も古い文書と、その最も「原始的な」文化についての研究…両者が共に示すのは、異世界を訪問することが最優先事項である"ことを、断言している。クリアーノ教授は、現代のアブダクティー(誘拐事例体験者)たちとよく似た言葉で、基本的な疑問を呈している―"異世界を旅していたように見せかける彼らは、では実際はどこに行っていたというのか?"


 クリアーノ教授の積み上げた情報を列挙することは不可能だ、彼は上っ面をなでるようなことはしないと我々に警告している:
"異世界への旅に関連する全ての歴史的文書を収集することは巨大な事業であり、今まで誰も引き受けたことのない事業である" 。
この構成要素が各文化をカバーする明確な例は、東メラネシア(この地の人々はパノイ[Panoi]と呼ばれる死者の世界へと、肉体のまま或いは精神のみで行く方法を持つという)からメソポタミアまで、異世界への旅についての豊富な出典がある。キシュ(古代メソポタミアシュメール初期王朝)の王エタナ(Etana)は跡継ぎを授かる力を宿した植物を求めて天界に上ったという―これは典型的な例であり、ここでは再生産の主題が再提示されている。"エタナと共に我々は、天空から天空へと飛行し、眼下に見える地上がどんどん小さくなっていく。広大な海が風呂桶ほどの大きさに見える"、古代のアブダクティーの証言というわけである。


Out of this World: Otherworldly Journeys from Gilgamesh to Albert Einstein

Out of this World: Otherworldly Journeys from Gilgamesh to Albert Einstein

「Wonders in the Sky」読書メモ3

イントロダクション(続き)
・4つの主要な結論


この本の著者たちの以上のような研究を行ってきた。我々は宇宙人の飛行船や、人類以外の知性の影響についての「真実」は主張してこなかった。我々が主張してきたのは以下の4つの主要な知見である。


1.歴史を通して、驚異や天界の不思議として多様に記述されてきた未知の現象は、それを目撃した人間の感覚や想像力に大きな衝撃を与えてきた。


2.それぞれの時代ごとに、現象はその時代の概念で解釈され、しばしば特定の宗教的・政治的文脈の中で語られた。人々は空に見たモノに己の世界観や恐怖、幻想、そして希望を投影してきた。それは今日でも変わらない。


3.目撃事例の詳細が忘れ去られ、また変化に富んだ歴史という名の絨毯の下に覆われてしまったとしても、その衝撃は人類の文明を形作る上で重要な要素となっている。


4.今日に至るまで報告され続けている、現代科学では未解明の空中現象全般に対して、過去の目撃事例から得られる知見は有効な視座をもたらす。




 好むと好まざるとに関わらず、歴史や文化はしばしば例外的な「出来事(incidents)」によって決定されてしまう。奇妙な存在と異常な事件(event)にまつわる物語は常に我々を予測できない流行へと動かしてきた。我々の「世界観(vision of the world)」は、我々が親しんできた古からの神話と、それに取って代わりつつある新たなる神話との産物なのである。


 宗教学者ミルチャ・エリアーデは『神話と夢想と秘儀』で、この神話の重要性と古さについて以下のように述べている、



 『神話や民間伝承における「魔法の飛行」については何よりもまず、その古さと世界的な伝播に驚かされる。民間伝承の最も古いモチーフのひとつであり、世界中どこでも見受けられる、最も古い文化的階層である……たとえ「天空」の神々に対する宗教的信仰が無い地域でも天界への上昇というシンボリズムは存在し、常に超越的なこと(the transcendent)として表現される』


 現代においても、過去からの知見はしばしば忘れられてしまう。外宇宙からの来訪者の存在を教義の中心とする現代のカルトについての研究は、現代の人々はUFOの目撃報告があると、それが天空からやってきたものであるという結論にすぐさま飛びついてしまうことを教えてくれる。現在すなわち21世紀初頭でさえも、人類の神話が社会的・政治的リアリティを形成していく過程が引き続き行われていることを、我々は認めざるを得ない。我々はその過程の目撃者であり犠牲者なのだ。
 

「Wonders in the Sky」読書メモ2

イントロダクション(続き)


・「確固とした現象」


 古代の目撃事例と現代の報告の間に見出せる相似は、例外というよりは規則である。
 我々はこの本の中で、古代から1879年(産業革命が人類の社会のあり方を大きく変えた年)までの目撃報告から選抜した、500件の報告を紹介する。


 今回の我々の研究の題材を1879年以前の事例に限定するのは、飛行機や飛行船、ロケットや、しばしば言及されるような軍の試作兵器などといった近代的な飛行物体のイメージが出現する以前の時代の分析を行うためである。我々のこの区切りの、最後の辺りには既に幾つかの気球が空を飛んでいたが、飛行船が実用段階に入ったのは1884年8月9日、フランスのルナールとクレブスによる初の電動飛行成功以降であり、蒸気エンジンを装備した史上初の飛行機が空を飛ぶには、1897年10月14日にフランスのサトリでクレマン・アデールが実験を行うまで待たねばならなかった。


 我々の研究の対象期間の終わりには、技術的な業績よりもさらに重大なこととして、社会構造の変化が起こり始めていた。1879年には世界初の電話交換局がロンドンに設立され、1881年にはジーメンスがベルリンにおいて世界初の電車路線を開業した。翌年にはエジソンとスワンによる電球の実用化、カーネギーによる鉄鋼炉の発明、そしてニューヨークの街路に初めて電気照明が点いている。この年以降の未確認飛行物体の研究は、技術の発展により世界と人間の生活が大きく変容したことを認識しなければならない。


 我々は本書で、未確認飛行物体が大衆文化だけでなく、我々の歴史や宗教にも、そして世界規模での人間性の形成―文学や科学、我々の歴史的記録を石や粘土、羊皮紙や紙、そして電子メディアといったものに保存するというような行為―にも重大なインパクトを与えてきたことを考察する。 


 なぜ科学はこのことに注意を払ってこなかったのか?この現象の確固とした本質を示し、世間の多大なる関心を引き出せば、歴史家、人類学者、社会学者、そして自然科学者たちからなる学際的なチームをこの問題の研究へとかりたてることができるとあなたは思うだろう。


 この答えは以下の二点にある―アカデミックな知の傲慢さと、実際のところ、我々の最良にして最も賢明な科学者たちが今まで決して目撃報告の信頼性とその広がりについて知ろうとしてこなかったこと。高名な宇宙物理学者スティーブン・ホーキングは最近の(2008年4月)インタビューで、空飛ぶ円盤についての話を一切信じていないときっぱりと述べている。以下、正確に彼の発言を引用する:「私はUFOについての報告を無視している。なぜUFOは奇人と変人(cranks and weirdos)の前にしか出現しないのか?」


 ホーキングはこの後、我々人類は半径200光年内で唯一技術的に発展した生命種であり、したがって惑星間旅行者の範囲外であると述べている。

 同時代の最も賢明な科学者の一人がこのような不幸にして情報不足な物言いをすることが、アカデミックな研究者の一般的な視点を反映していると言える。1969年にさかのぼれば、、物理学者エドワード・コンドン博士に率いられた通称「コンドン委員会」は、委員会が調査した未確認飛行物体の報告の全体の3分の一は調査後も「未確認」であったにもかかわらず、「未確認飛行物体の研究から科学が得るものは皆無」と結論付け、米国科学学会(U.S.Acsdemy of Sciences)はその報告書に承認の印を押してしまったのだ!はっきり言っておくが、我々が論じているのは、合理的な科学の話ではなく、信仰(a belief system)についてである。

 スティーブン・ホーキングの物言いに二つの明白な問題点がある。ひとつは、我々が本書でこれから提示する500件の事例の報告者は、人類社会のほぼ全階層にまたがり、中には多数の天文学者や自然科学者、軍の司令官、さらには皇帝さえ含まれているということだ。ホーキングが軽率に決め付けた「奇人と変人」など、どこにいるというのか。第二に、目撃者たちには不可知の背景があろうとも、説明のつかない現象は存在し続け、我々の信仰を形成する途方も無く重要な役割を果たしており、我々に歴史と科学の役割を認識させる手段となっていることである。

 438年に起きた以下の事例から、考察を行ってみよう。コンスタンティノープル地震により崩壊し、飢餓と疫病が広がり、洪水が城壁と57の塔を破壊した。人々は、次はもっと悪いことが起きると恐怖した。歴史家のニケフォロス(Nicephorus)は以下のように記録している。
ビザンチウムの住人たちは恐怖心から都市を放棄し、地方へと逃げのびた。「彼らは破壊のために都市を見捨てたことについて許しを請う祈りを捧げていた。実際のところ、迫り来る地殻変動のため、彼らはこれ以上ないほどの危機に瀕していたのだが、その時、ほとんど信じられないような、驚嘆に満ちた奇跡が起こった」。

 民衆の中から、一人の子どもが突如として、強大な力により空中へと浮かび上がり、人々の眼から見えなくなった。後に、上空へと浮かび上がったのと同じように降下してきた子どもが周囲(Patriarch Proclusや皇帝、そして集まった人々)に語ったところによると、彼は天使たちが主を讃える聖なる賛美歌を歌う集まりに参加してきたということだった。

 天使か、それともエイリアンか?多数ある現代のアブダクション事例の報告によると、一般の人々が奇妙な力によりリアリティを劇的に変容させられ、異なる認識の世界―時には、まさしくエイリアンの世界との―接触を語りだすことがある。

 コンスタンティノープルの司教Acatiusは「この都市の住人全てが、その眼でその光景を目撃した」と述べている。またBaroniusはこの報告について、以下のような言葉を付け加えている。
「このような偉大な出来事はまさに、もっともはるか後世にまで伝える価値があり、教会の歴史記録への毎年の記載を通して人々の記憶に永遠に記憶されるべきである。(以下略)」

 それから幾世紀もの後、あまたの驚くべき出来事が取って代わり、記録者たちはそれらを「もっともはるか後世にまで伝えるべきこと」と記録してきた。

 我々がその「はるか後世」である。

 彼らが我々に向けて書き残したデータにアクセスすることは、我々の義務である。データの権威と正確性は、我々の歴史の概念と、世界の見方次第にかかっている。

「Wonders in the Sky」読書メモ1


 「また、わたしは、上は天に不思議な業を示し、下は地にしるしを示す。それは、血と火と立ち上る煙である」

   ―『使徒行伝』 2:19



 「また、日と月と星とに、しるしが現れるであろう」

   ―『ルカによる福音書』 21:25



 「我々が経験できる最も素晴らしいことは、神秘的な事柄である。それはすべての真の芸術と科学の源泉である」

   ―アルバート・アインシュタイン、1930年10月の講演「私が信じるもの」より



 イントロダクション


 歴史家Simon Goulartの著作『Trésor admirables et mémorables de notre temps』(1600)には以下のような話が記録されている。


 1547年の12月15日、ドイツのハンブルグで、アルスター川に出航した船の乗組員たちは、深夜にもかかわらず、空に太陽のごとく輝き燃え盛る球体を目撃した。物体は北方向を旋回し、また熱を放射しており、その熱さに今やまさに船が炎上するのではないかと心配した船員たちは、船を見捨てて逃げ出さざるを得なかったという。
 これは隕石だったのだろうか?この空中現象のような動きは、通常の隕石には有り得ないし、高度的に隕石の熱を地上の観測者が感じることも無い。隕石は通常、観測者の頭上を数秒間ほどで通過してしまうから、熱による炎上を恐れて船員が脱出するような長い時間、上空にとどまることも無い。
 「球電(Globular Lightning)」だろうか?記録によると、目撃時の天候状態は嵐や雷雲ではなかった。
 情報不足のため、我々はこの事件を未確認飛行物体の目撃事例と分類するほか無い。


 ここ60年間ほど、何千件ものこのような目撃事例が記録され、空飛ぶ円盤や他の惑星からの来訪者や、エイリアンによるアブダクションについての考察を積み重ねさせてきた。
 人々は書物や映画の影響により、以下のような結論に早急にたどり着いてしまう―
 「未確認の飛行物体は、他の惑星文明の宇宙船であり、我々が第二次世界大戦の終わりに初めて核爆弾を使用したことを契機にその存在に気づいた。」
 宇宙人は我々に興味を持ち、観察しようとしている、というわけだ。
 この説明によると、宇宙船の幾つかは地上に墜落しているのだが、政府はこの事実を隠蔽し、秘密裏に彼らのテクノロジーを研究しているのだという。


 しかし、上記のハンブルグの事件は、地球外生命体仮説が完璧なものではないことを示している。
 この「未確認飛行物体」という現象は、1940年代(それどころか、19世紀ですらない)に始まったのではない。
 それよりも遥か以前から、未確認の飛行物体は目撃されており、目撃者たちから、(船を炎上させかねない熱のような)明確な物理的特徴を伴っていることが報告されている。何世紀もの間、報告は続いているのだ。


 1965年の9月3日の晩、二人の警察官(マッコイ保安官とロバート・グード)が、テキサス州のAngletonのハイウェイをパトロール中に、約70m×約15mほどの巨大な物体を目撃した。物体は一方がまぶしい紫色の光に輝き、もう一方が青白く発光していた。彼らの上空30mほどに浮かぶ「それ」は月光をさえぎり、巨大な影を作っていた。
 二人は物体から熱波が放射されるのを感じ、恐怖を感じるとその場から即座に走り去った。あたかも1547年のハンブルグの水夫たちのように…


Wonders in the Sky: Unexplained Aerial Objects from Antiquity to Modern Times

Wonders in the Sky: Unexplained Aerial Objects from Antiquity to Modern Times